平壌で歴史的な出会いを果たした金正日総書記(国防委員会委員長)と金大中大統領は14日、平壌で単独会談を行い、統一問題を自主的に解決するなど5項目の南北共同宣言に署名した。共同宣言には双方の統一方案に対する共通性の認定や離散家族、非転向長期囚問題などの人道問題の解決、民族経済の均衡的発展と社会、文化、スポーツなど各分野での協力と交流の活性化、当局間対話の早急な開催などと、金大中大統領が招請したソウル訪問を金正日総書記が受託したことなどがうたわれている。なお同日午前、朝鮮最高人民会議常任委の金永南委員長と金大中大統領との南北最高位級会談が開かれ、同日夕には金大中大統領が宴会を催し、金正日総書記が招待されて出席した。
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