総書記招き大統領宴
民族の運命、民族の手で
金大中大統領は、訪問日程を終えることと関連して14日、木蘭館で宴会を催した。
金正日総書記と共に、最高人民会議常任委員会の金永南委員長、国防委員会第1副委員長の趙明禄朝鮮人民軍総政治局長、朝鮮労働党中央委員会の金国泰書記、金容淳書記、最高人民会議の崔泰福議長、最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長と金允赫書記長、朝鮮社会民主党中央委員会の金永大委員長、天道教青友党中央委員会の柳美英委員長と党、政権機関、社会団体、省、中央機関の責任幹部たち、科学、教育、文化芸術、保健、出版報道部門の活動家が招待された。 また、朴在圭統一部長官、李憲宰財政経済部長官、朴智元文化観光部長官、林東源大統領特別補佐役ら随員と記者たちが参加した。 金正日総書記が、金大中大統領の案内を受けながら宴会場に現れるや、参加者は大きな拍手で熱烈に歓迎した。 宴会では金大中大統領が演説をし、次のように指摘した。 平壌を訪れた一行を温かく迎えてくれたことに対し、金正日国防委員長に深甚な感謝を述べる。今回の出会いはすべての民族が共に喜ばなくてはならない大きな慶事であり、分断55年ぶりの歴史的な快挙の1つである。 金正日国防委員長は金日成主席の逝去以来、わが民族伝来の倫理によって3年喪に服した。その誠を尽くした考誠に感動した。政治的な安定を遂げ、対外関係と経済の発展のために多くの努力を傾けていることに敬意を表する。 わが民族は歴史の過程で多くの試練を経てきた。これからはわが民族が流した涙を寄せ集める時だ。 金正日国防委員長がしばらく前に中国を訪問された時、朝鮮半島問題は朝鮮民族同士が解決しなければならないと述べたことに深く共感した。私自身もわが民族の運命は民族自身が開いていけることを信じている。 今回の南北頂上会談が7000万同胞の悲願である平和と統一の出発点になることを確信する。 続いて金永南委員長が演説し、金大統領の今回の平壌訪問の道が、すべての同胞の宿願である統一への道につながるだろうとの確信を表明した。(朝鮮通信) |