被害地域に救援物資供給 朝鮮赤十字、省、中央機関ら中心に |
21日発朝鮮中央通信によると、朝鮮赤十字会では緊急救護グループを編成し被害地域に派遣、各道の赤十字支部と緊密な連携をとり被害地域の住民に対する緊急救護物資供給作業を現地で行っている。 咸鏡南道赤十字支部では大雨被害がひどい定平郡、金野郡、高原郡をはじめ各地域に足を運び具体的な被害状況を調査、対策を講じている。 江原道赤十字支部では大きな被害を被った淮陽郡、金剛郡、伊川郡などの住民にテントや毛布などの緊急救護物資を配布した。 平安南道、黄海北道、黄海南道の赤十字支部でも被害地域の各所に救急処置場を設置し、負傷した住民を対象に救急医療サービスを行っている。 赤十字会では駐朝赤十字および赤半月会国際連盟代表団メンバーと協力し協力物資が被害地域の住民に随時行き渡るよう搬送と分配作業を行っている。 また、22日発中央通信によると、最高人民会議常任委員会、商業省、教育省、都市経営省、化学工業省が生活必需品はじめ生活安定に必要な物資を直接被害地域住民に届けるなど、省、中央機関単位の復旧支援活動も活発に行われている(写真、朝鮮中央通信=朝鮮通信)。 (関連記事) [朝鮮新報 2007.8.24] |