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第15回在日本朝鮮人陸上競技選手権大会(大阪) 総聯結成47周年記念「第15回在日本朝鮮人陸上競技選手権大会」が5月26日、大阪・堺市の金岡公園で行われた。晴天のもと、15の朝鮮学校、4つの地域選手団から選ばれた170人の選手を含む保護者、スタッフら500余人が参加した。 初級部、中級部、そして高級部を含む一般の各男女計6部門に分かれ、33種目を競い合った今大会では、神奈川初中高の金玲慧さん(中3)、東大阪初中の金由貴さん(中2)が中級部女子部門の1500m走で、朝大の姜愛純さん(経営学部3班)が一般女子部門の走り高跳びで、それぞれ大会新記録を出した。 在日本朝鮮人陸上競技協会の崔世鎭会長は、「開催日程が日本の公式大会と重なり、参加者が例年に比べ少ないなか、3人が大会新を出すなど選手たちは健闘した。これからも各学校の指導員と協会スタッフとの連携を深めながら、選手育成に尽力したい」と感想を述べた。 今大会で審判長を務めた李節子・同協会副会長は、「東海陸上団の活躍が目立った。また大阪陸上競技協会が大会のために40人のスタッフを動員してくれたことに感謝したい。まだまだウリハッキョでの陸上競技人口が少なく、とくにフィールド競技が弱い。関東地方の児童・生徒を対象に実施している『陸上教室』を全国に普及させ、同胞社会における陸上競技発展に務めたい」と述べた。 「事情あるなら勝手にせよ」 米国務省特使の平壌訪問と関連し朝鮮外務省代弁人 朝鮮外務省スポークスマンは7日、米国側が国務省特使の平壌訪問問題と関連し不当な主張をしていることについて朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。 そのなかでスポークスマンは、プリチャード(特使)の平壌訪問は最近のニューヨーク接触を通じ、国務省の特使を平壌に派遣するといって提起された問題である、と指摘した。 そして、対話再開に対する米国の立場が明白でない状況の下、米国側が特使を直接、平壌に派遣して対話再開と関連した立場を説明するというので、さる4月末、それに同意し特使を受け入れて説明を聞くことにした、と明らかにしながら、われわれの立場は米国側に特使を派遣するにあって事情があるならば、勝手にせよというものだ、と強調した。=全文(朝鮮通信) 金永南委員長、ブルネイ新任大使の信任状受理 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は5日、万寿台議事堂でアフマド駐朝ブルネイ新任大使から信任状を受け取った。金英日外務次官が同席した。 金永南委員長は信任状を受理した後、大使と談話を交わした。 また楊亨燮副委員長は5日、万寿台議事堂で表敬訪問したラミ駐朝エジプト大使と会見した。 洪成南総理、ハンガリー新首相に祝電 平壌5日発朝鮮中央通信によると、洪成南総理はハンガリー首相にメッジェシ氏が任命されことに対し同氏に次のような祝電を送った。 両国間の関係が両国人民の利益にふさわしくいっそう拡大、強化されるものとの確信を表明し、首相の責任ある活動で成果が収められるよう期待する。 一方、白南淳外相も外相に任命されたコバーチ氏に祝電を送った。 蘭・アグループ総裁、三木睦子氏ら訪朝 オランダ・ヨーロッパ―アジアグループの楊斌総裁一行が5日、平壌に到着した。 空港で、平壌園芸総会社の金東奎社長ら関係者が一行を出迎えた。 また、三木武夫元首相夫人の三木睦子さん一行が4日、空路平壌に到着した。朝鮮対外文化連絡協会の洪善玉副委員長が出迎えた。一行は同日、平壌の万寿台丘の金日成主席銅像に献花した。 6.15宣言2周年、履行へ天道教合同総会 天道教青友党中央委員会・朝鮮天道教会中央指導委員会合同総会が4日、平壌で行われ、中央委員と指導委員会委員らが参加した。 総会では、6.15北南共同宣言の2周年に際し、わが民族同士で力を合わせて統一の決定的局面を切り開く上で党員と教徒に提起される課題について討議、当該の決定書が採択された。 「朝鮮大百科事典」、記者らに国家表彰 「朝鮮大百科事典」(全30巻)と事典の編さん、発行に参加した記者、編集員、活動家に国家表彰と学位学職が授与され、その授与式が5月30日、万寿台議事堂で行われた。 授与式では最高人民会議常任委員会政令が朗読された後、「朝鮮大百科事典」に金日成賞が、また記者らに朝鮮労働英雄称号、金日成勲章、主席のネーム入り時計、金正日総書記の表彰状、人民、功勲記者称号などが授与された。 一方29日、同事典の編さん・発行総括会議が人民文化宮殿で行われ、朝鮮労働党の鄭夏哲書記、事典編さん委員会委員長の趙昌徳副総理と科学百科事典出版社の記者、編集員らが参加。朝鮮労働党中央委員会の感謝文が伝達された。(社会欄に関連記事、朝鮮通信) |