第５４回府高等学校総合体育大会

　第５４回大阪府高等学校総合体育大会ラグビー競技決勝戦（Ａブロック）が１２日、近鉄花園ラグビー競技場で行われ、大阪朝鮮高級学校ラグビー部が出場、大阪工業大学高等学校に０―９４で敗れ、準優勝に終わった。

　対戦相手の大工大高校は、今年の全国高校選抜大会で優勝した実力校。スピード感あふれる攻撃と防御は朝高側に攻撃のすきを与えなかった。

　朝高ラグビー部が全国大会に出場するためには、全国大会出場校を決める秋の地区予選突破が課題。ラグビー激戦区大阪での健闘は、大阪朝高のレベルが全国水準にあることを物語っている。

　金信男監督は、「結果を現実として受け止め、原点に戻って練習を積みたい。技術面で熟練度が必要だ。生徒の人格形成にも力を入れたい」と秋に向けた抱負を語っていた。

大マスゲーム・芸術公演「アリラン」５種の記念切手発行

　平壌１５日発朝鮮中央通信によると、このほど朝鮮切手社から大マスゲーム・芸術公演「アリラン」の切手5種（シート）が発行された。

　切手には｢アリラン｣のマークが刻まれ、公演会場のメーデースタジアムを背景にして、朝鮮民族の誇りと自負心を表現したさまざまな芸術パフォーマンスがデザインされている。

　その中には日本の侵略時期、涙の「アリラン」を歌いながら故郷を後にした朝鮮人民が金日成主席を高く戴くようになった姿や、また主席の指導のもとに闘争の道に立った青年共産主義者を描いたもの、そして、歌謡「強盛復興アリラン」「統一アリラン」を歌う姿や、祖国統一がこれ以上、後回しにできない悲願であることを芸術的に表現したものなどがある。

　切手の値段は１ウォン、４０、３０、２０、１０チョンの５種類。(朝鮮通信)

済州道民訪問団日程終え帰途に

　北側の民族和解協議会の招きで１０日、空路平壌入りした済州道民訪問団（２５３人、団長＝姜栄石・南北協力済州道民運動本部理事長）が１５日、帰途についた。空港で民族和解協議会の李文煥副会長らが見送った。

　一行は滞在期間、万景台の金日成主席の生家など平壌市内各所と白頭山地区革命戦跡地、三池淵大記念碑、妙香山、国際親善展覧館、平壌近郊の檀君陵と東明王陵、西海閘門など各地を参加した。（社会欄に関連記事）（朝鮮通信）

中国・軍縮協会代表団、「アリラン」鑑賞

　訪朝中の中国人民平和軍縮協会代表団（団長＝何魯麗同協会会長・中国全国人民代表大会常務委員会副委員長）が１４日夕、平壌のメーデースタジアムで大マスゲーム・芸術公演「アリラン」を鑑賞した。

　武東和・駐朝中国大使と大使館員、そして朝鮮平和擁護全国民族委員会の文在�譜ﾏ員長らが同席した。（朝鮮通信）

内政干渉狙った米国の「宗教ひぼう」

　朝鮮外務省スポークスマンは１０日、米国の「国際的宗教の自由委員会」が宗教に関する「年次報告書」で朝鮮をひぼうしたことと関連し、朝鮮中央通信記者の質問に次のように答えた。

　米国がわれわれの宗教状況について、ああだ、こうだとひぼうするのはいつもの決まり文句であって、議論する一顧の価値もない。

　米国でイスラム教などの宗教が異端視され、多数の宗教家が当局の常時的な監視と迫害、弾圧の対象となっていることは周知の事実だ。にもかかわらず、われわれの宗教問題について騒ぎ立てているのは内政干渉企図としか見れない。（朝鮮通信）

平壌サーカス団マジック劇場が開館

　平壌サーカス団マジック劇場が新設され８日、同劇場の開館式が行われた。

　劇場は延べ床面積が１５００余平方メートルで、客席は３００余。音響室、照明照光器室、控え室など公演と作品の創作、訓練に必要な施設が整えられている。

　式では康能洙文化相が開館の辞を述べ、世界レベルのマジック作品の創作において飛躍的な成果が収められるよう期待を表明した。　開館式終了後、参加者たちは劇場の内部を見学、マジック小品公演を鑑賞した。（朝鮮通信）