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きめ細かいサービスが評価 京都コリアン生活センター「エルファ」、「毎日介護賞」受賞 京都コリアン生活センター「エルファ」(鄭禧淳所長、京都市南区)が介護の現場で顕著な活動をしている団体、個人を顕彰する「2001年毎日介護賞」(毎日新聞社主催、厚生労働省・日本医師会などが協賛)を受賞した。全国から3団体が選ばれた。 「エルファ」は、同胞高齢者が歩んできた歴史を考慮し、現実に即した介護を進めるため、朝鮮語が話せる同胞ヘルパーの育成に取り組むなど「ウリ式デイサービス」のあり方を追及してきた。今年3月にはデイハウス(写真)を開設、特定非営利活動(NPO)法人の認可も受け、福祉の拠点作りに着手している。登録ヘルパーは42人、デイハウスの利用登録者数は50人を越える。 このたびの受賞は、日本の行政や介護サービスの目が届きにくい同胞高齢者へのきめ細かい活動が評価されたものだ。表彰式は10月11日に毎日新聞東京本社で行われる。【京都支局】 6.15宣言の徹底履行へ 第5回北南閣僚級会談 共同報道文発表 第5回北南閣僚級会談が16〜18日、ソウルで開催され、金★(月偏に令)成・内閣責任参事を団長とする北側代表団メンバー、洪淳瑛・統一部長官を首席代表とする南側代表団メンバーらが参加。 要旨次のような共同報道文が発表された。 双方は、6.15北南共同宣言を徹底的に履行しようとする相互の意志を確認し、北南関係の持続的な発展と平和保障のため積極的に努力することにし、次のような事項で合意した。 1、民族の和解と団結を図るための当局間対話と協力活動を発展させると同時に、民間レベルの接触と往来、協力活動を支援する。 2、第4回離散家族・親戚訪問団を相互交換(10月16〜18日)する。 3、民族経済のバランスの取れた発展と経済協力を拡大する。 @新義州―ソウル間の鉄道と開城―★(さんずい偏に文)山間の道路を開城工業地区に連結させるため、双方間の軍事的保障に関する合意書の発効に伴い工事に着手する。 A開城工業地区事業推進の実務接触を開催し、工業地区の規模と具体的な実践計画を確定、工事に着手する。 B陸路観光など金剛山観光の活性化問題を協議、解決するための当局間会談を開催(10月4日)する。 C北と南、ロシア間の鉄道連結事業実現のため協力し、ガス・パイプラインの連結事業を検討する。 D民間船舶の相互領海通過認可問題を協議するための海運関係者間の実務接触を早い時期に開始する。 E臨津江水害防止対策のための現地調査を実施(11月中)する。 F経済協力の法的・制度的装置を整備するための投資保護、2重課税の防止、商事紛争の解決手順、清算決済など4つの合意書を早期に発効させる。 G北側の東海漁場の一部を共同利用するための実務接触を開始する。 H上記の経済実務的問題を協議するための第2回経済協力推進委員会を開催(10月23〜26日)する。 4、テコンド師範団を交換(10月に北側、11月に南側が相手地域訪問)する。 5、第6回北南閣僚級会談を開催(10月28〜31日)する。 会談で双方は、北南共同宣言履行のためのこれまでの活動状況を総括し、民族の和解と協力、団結と統一の立場から上程された提案について合意をみた。 (関連記事) 北側代表団と会見 金大中大統領 金大中大統領は17日、北側代表団と会見し、金正日国防委員長に自身のあいさつを伝えるよう金団長に託した。また6.15共同宣言は必ず実現されるべきであり、南と北が共同宣言を重視し、その履行のために誠意ある努力を傾けていくことについて指摘した。 さらに、世界情勢が複雑なほど、南と北が和解と団結、協力を強化し、わが民族同士で力を合わせて国の統一問題を解決していくことについて指摘した。(以上朝鮮通信) |