全同胞の統一意志示す
8.15光復節2001年民族統一大祝祭
15日、祖国統一3大憲章記念塔の前で行われた開幕式には、北と南、海外の代表とともに、最高人民会議常任委員会の金永南委員長、朝鮮労働党の金容淳書記、最高人民会議常任委員会の金永大副委員長、天道教青友党の柳美英委員長をはじめ朝鮮の党と政権機関、社会団体の責任者、元非転向長期囚、平壌市内の勤労者と青年学生、各界代表、祖国滞在中の海外同胞らが参加した。 金永大副委員長は祝賀演説で、意義深い8.15光復節に平壌で2001年民族統一大祝祭を行うのは、自主の旗印のもとに祖国解放の歴史的な偉業を達成した愛国愛族の伝統を継ぎ、新世紀の近い将来に祖国統一偉業を必ず実現するという7000万全同胞の揺るぎない決心と意志の表れになると述べた。また、今回の統一大祝祭を通じて、朝鮮民族は祖国統一への新たな希望と信念を抱き、6.15北南共同宣言の旗印のもとに出発した自主統一運動をさらに力強く繰り広げるだろうと指摘した。 続いて総聯中央の朴在魯副議長、祖国平和統一委員会の安京浩副委員長が演説した。 開幕式後、北と南、海外の代表は、祖国統一3大憲章記念塔の周辺で記念植樹を行った。 また開幕慶祝公演が行われた。 各界ごとに交流、多彩な文化行事も
16日には、各界ごとに北南の交流行事が行われた。 民族和解協議会と民族和解協力汎国民協議会の座談会、民族経済協力連合会と南の経済人の出会い、6.15共同宣言貫徹のための北南女性統一フォーラム、北と南の労働者代表の出会い、北南農民代表の出会いの集会がそれぞれ人民文化宮殿で行われた。 また儒教、天道教、仏教、カトリック、プロテスタントなど北南の宗教人の出会いが人民文化宮殿と天道教青友党庁舎、大城山広法寺、張忠聖堂、鳳水教会でそれぞれ行われ、参加者は共同祈祷や合同礼拝、合同法会などの儀式を行い、統一について語り合った。 祖国統一汎民族連合(汎民連)の議長団協議会も16日、人民文化宮殿で行われ、汎民連の北、南、海外各地域の議長団メンバーが参加した。 同日、様々な文化行事も行われた。 青年中央会館で行われた「新世紀 青春の統一連帯舞台」には、平壌市内の青年学生と祝祭に参加した北と南、海外の青年学生代表が参加した。烽火芸術劇場では北、南、海外芸術人と同胞たちのジョイント公演が開かれた。さらに夕方には祖国統一3大憲章記念塔の前で、祝祭の成果を祝う平壌市青年学生の夜会が開かれ、金永南委員長をはじめとした幹部ら、祝祭に参加した各界代表と海外同胞も参加した。 また同日、日帝の蛮行と歴史わい曲策動共同写真展示会が人民文化宮殿内で開幕し、会場で行われた開幕式には北、南、海外の祝祭参加代表らも参加。日帝の蛮行と歴史わい曲を糾弾する北、南、海外共同決議文を採択した。 金永南委員長が会見 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は15日、平壌の万寿台芸術劇場で、祝祭に参加した北と南、海外の代表と会い、同胞愛の雰囲気の中で談話を交わした。朝鮮労働党中央委員会の金容淳書記ら関係者が同席した。 また祝祭準備委員会では同日夕、祝祭参加代表のために平壌の万寿台芸術劇場で宴会を催した。 金永南委員長ら幹部と関係者が参加し、祝祭に参加した北と南、海外の代表が招かれた。 祖国統一3大憲章記念塔建立 平壌・統一街の入り口に、祖国統一3大憲章記念塔が新たに建立され、14日、竣工式が行われた。 塔は、民族衣装のチマ・チョゴリ姿の2人の女性がチマの裾をなびかせながら駆け寄り、朝鮮の地図を浮き彫りにした3大憲章のマークを高く掲げるデザインで、祖国統一3大憲章の旗印のもとで統一の扉を開こうとする7000万同胞の思いを込めたものだ。高さは3大憲章にちなんで30メートル、幅は6.15共同宣言にちなんで61.5メートルになっている。 竣工式には、最高人民会議常任委員会の金永南委員長、洪成南総理ら党と国家の指導幹部、平壌市内の勤労者と元非転向長期囚、平壌滞在中の海外同胞、駐朝各国外交代表と武官団員、国際機構代表が参加。幹部らがテープカットを行った。 祖国統一3大憲章は ◇祖国統一三大原則 ◇高麗民主連邦共和国創立法案 ◇全民族大団結十大綱領――を内容としている。 (関連記事) 必ず侵略の謝罪、補償得る/北南、海外同胞の共同決議 民族統一大祝祭/南側代表団 |