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肝臓がんとたたかう同胞青年、李滉君を救おう

手術費 募金呼びかけ/岐阜県同胞生活相談綜合センター

 岐阜県同胞生活相談綜合センターでは今月から、肝臓がんとたたかう同胞青年、李滉君を助けるための募金活動を始めた。

 各務原市在住の李慶八氏の長男で、日本の高校3年生の李滉君は、県内の病院で7ヵ月間の闘病生活を送っている。病院側によると、日本での治療には限界があり、オーストラリアでの肝移植以外によい治療法がないという。しかし、そのためには医療費、滞在費合わせて2000万円というばく大な費用が必要となる。

 李君の家族は家屋の処分まで考え費用ねん出に努めているが、ばく大な費用を充当するにはいたらない。その状況を知った同センターでは「李滉君を救援する会」を発足。立場や地域を問わず、多くの同胞に募金を呼びかけている。

 募金期間=3月26日(月)まで

 振込み先=朝銀中部信用組合本店 (普) 1038979「李滉君を救援する会」 (リグアンクンオキュウエンスルカイ)

 激励メッセージ受付=〒504―0942  岐阜県各務原市小佐野町6―88(TEL 0583・83・6336)李慶八あて

 問い合わせ=「李滉君を救援する会」(TEL 058・265・6321、TEL 058・265・3609)

大阪朝高に続け!初5選抜が代表に

第7回日刊スポーツ杯関西小学校サッカー大会/3月25〜27日に本大会、大阪万博球技場

 第7回日刊スポーツ杯関西小学生サッカー大会・大阪府中央大会(主催=日刊スポーツ社)に千里馬FC(大阪府下の朝鮮学校児童による選抜チーム)の初級部5年選抜が出場し3位に入賞、関西大会への切符を手にした。

 同大会は、府内のジュニアチームに属する小学校5年生が対象だ。大阪府を9つの地域に分けて予選を行い、予選を突破した全36チームが争う。また上位4チームまでが、3月に行われる関西大会(2府4県)に出場できる。

 予選を順当に勝ち上がり大阪市Bブロック代表となった千里馬FCは、2月11日に行われた準決勝で浜JFCと対戦。1対0で惜敗したが、続く3位決定戦では西大冠FCを1対0で下し、関西大会(3月25〜27日、大阪万博球技場)への切符を手にした。

 鄭徳杉監督(25、中大阪朝鮮初中級学校教員)は、「ここまで来れたのは、7年前の第1回大会優勝以来。その時のメンバーは現在高級部2年生で、大阪朝高サッカー部で活躍している。彼らに続く選手を育てていきたい」と抱負を語っている。

「総聯系同胞母国訪問団」中止を/総聯中央、民団に申し入れ

 梁寿正・国際統一局長ら総聯中央の代表3人は14日、民団中央を訪れ、民団が今年の「総聯系同胞母国訪問団」事業実施計画を発表したことに対し、この計画を即時中止するよう強く求めた。

 民団側からは、平和統一促進委員会の朴性祐委員長ら3人が対応した。

 総聯中央の代表一行は、民団の「総聯系同胞母国訪問団」事業は、6.15北南共同宣言の精神と閣僚級会談の合意に著しく反する反民族的、反同胞的行為であり、総聯を攻撃する悪意に満ちた行動だと厳しく指摘。「総聯系同胞母国訪問団」活動を即時中止することと、民団が総聯側の申し入れについて明確な回答を寄せるよう強く求め、申し入れの趣旨、内容について明らかにした文書(全文−社会欄)を手渡した。

「ら致被害者家族」訪米で日本当局非難/労働新聞

 労働新聞20日付は、いわゆる「ら致被害者家族」の訪米と関連した日本当局の反共和国策動を批判する署名入り論評を掲載した。

 論評は、一行の訪米は・「明らかにわれわれに対する計画的で意図的な挑発」であり看過できないと指摘。日本当局者の目的が、参院選に有利な雰囲気作りと問題の国際化にあるとして、日本当局者が今後も「ら致」問題で騒ぎ続ければ、双方が合意した「行方不明者」調査事業も頓挫して解決の道が永遠に閉ざされる恐れもあり、さらには朝・日両国の関係改善に悪影響を及ぼしうると強調した。

 さらに論評は米国に対しても、「日本が一方的に騒いでいる『ら致』問題が、米国が強要したところで解決する問題ではないと知るべきだ」と釘をさした。(朝鮮通信)

沖縄社会大衆党代表団が訪朝

 朝鮮中央通信によると、沖縄社会大衆党代表団(団長=島袋宗康委員長)が17日、平壌に到着した。

 一方、モスクワで行われるオリンピック祭典に参加するため、張雄・朝鮮オリンピック委員会副委員長(国際オリンピック委員会委員)を団長とする同委員会代表団が14日、平壌駅を出発した。(朝鮮通信)

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