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安全性アピール、緊急融資実施など

東京都商工会代 表都知事、都議長らに申し入れ

 BSE(狂牛病)騒動で同胞焼肉店などの経営が悪化していることと関連して東京都商工会の代表が17日、東京都庁を訪れ申し入れを行った。訪れたのは、金致善・都商工会副会長、「絵のある街」などの焼肉店を営む都商工会副会長兼台東商工会会長の李修吾氏、叙々苑専務の山下義明氏ら4人。

 代表はまず、三田敏哉・都議会議長を訪ね申入書を提出、@都知事をはじめとする都議会議員らによる牛肉取扱業者への視察実施Aマスコミ各社に対し、消費者の不安をあおる過度の情報提供、過激な映像放映の規制B危険部位以外の部位の牛肉は安全であると消費者に正確に告知C運転資金の緊急特別融資の早急な実施、などを求めた。三田議長は、緊急融資については前向きに話し合うと指摘。都としては検査でOKが出た絶対安全のものしか出さないという方針を徹底させると述べた。11月の食肉まつりも安全性をアピールする手段になるだろうと語った。

 代表は石原慎太郎都知事宛ての申入書を青山副知事の秘書、今村保雄課長を通じて手渡した。申入書は事務局長の和田宗春都議(民主党)を通じて日朝議連にも手渡された。

「平和」、「統一」 珍島犬に2世誕生

6.15のシンボル、平壌市民に人気

 昨年6月の平壌訪問時、金正日総書記に金大中大統領夫妻が贈った珍島犬、オスの「平和」とメスの「統一」の間に子どもができた。さる9月17日、「統一」が産んだオス2匹、メス3匹は平壌動物園で大切に飼育されており、10月に入って体重も2キロを超えた。動物園の2号犬舎で、毎日母親のお乳を吸いながらすくすく育つ5匹の子犬の姿は、動物園を訪れる市民らの間で「可愛い」と評判になっている(写真=動物園の職員に抱かれる子犬たち)。

 「昨年の首脳会談と6.15共同声明は北南関係を対決と分裂から和解・団結へと転換させる歴史的契機となりました。その時、金正日総書記に金大中大統領夫妻が贈った犬だけに意義深く、統一念願の産物と言えるでしょう。大切に育てていくつもりです」と語る動物園のチョン・スンギル技術課長。子犬たちの名前は、乳離れをする1カ月後までにじっくり検討して決めたいという。【平壌支局】

豪政府から朝鮮政府に人道的援助物資

 平壌16日発朝鮮中央通信によると、今年、朝鮮が干害を被ったことに関しオーストラリア政府が世界食糧計画(WFP)を通じ、人道的援助物資として500万豪ドル相当の小麦を送ってきた。

 同政府はこれまで、朝鮮での相次ぐ天災と関連して97年から数度の人道的援助物資を提供している。(朝鮮通信)

朝鮮の幹部ら

ロシア新任大使と会見

 最高人民会議の崔泰福議長は16日、平壌の万寿台議事堂で表敬訪問したカルロフ駐朝ロシア新任大使と会見した。

 これに先立ち15日には国防委員会の延亨黙委員、朝鮮労働党の金国泰、鄭夏哲の両書記、労働新聞社の崔七男責任主筆、党中央委員会の池在竜副部長が、また朝鮮労働党書記の金容淳朝鮮アジア太平洋平和委員会委員長も同大使と会見した。
(朝鮮通信)

外交53周年、駐ロ朝鮮大使館で宴会

 朝鮮とロシア連邦間の外交関係設定53周年に際して11日、ロシア駐在朝鮮大使館で宴会が開かれ、ロシアのトルブニコフ第1外務次官らが招かれた。

 また9日には、ナホトカ駐在総領事もウラジオストクで宴会を催した。(朝鮮通信)

小泉首相訪問に反対

南で抗議集会、デモ

 小泉首相の南朝鮮訪問に反対し15日、「在郷軍人会」、民主労総、汎民連南側本部、民族和解自主統一協議会、韓国労総などの市民、社会団体が「植民支配の謝罪」「軍国主義復活反対」などのスローガンを掲げて相次いで抗議集会、デモを行った。
(時事欄に関連記事)

社会科学者代表団、総聯中央表敬訪問

 朱亨三書記長を団長とする朝鮮社会科学者協会代表団が16日、東京・千代田区の朝鮮会館を訪れ、総聯中央の徐萬述議長、許宗萬責任副議長、南昇祐副議長らと歓談した。

 代表団は15日、空路訪日し、17〜18日まで北海道で開かれた北太平洋学術会議に参加。19日、北海道総聯本部と初中高級学校を訪れた後、21日に帰国する予定。

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