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洪昌守/ニュースステーション出演、NHKドキュメントも

 昨年末、初防衛に成功したWBC世界スーパーフライ級チャンピオン、同胞プロボクサーの洪昌守選手が9日の「ニュースステーション」(午後9時54分〜11時6分、テレビ朝日系全国ネット)スポーツコーナーにスタジオ生出演する。生番組のため出演時間は未定だが、スポーツコーナーは通常10時30分頃から。

 また、18日には洪選手の姿を追ったドキュメンタリー番組がNHK総合(全国)で放送される。午後9時15分〜10時の「人間ドキュメント」の枠で、タイトル(仮)は「我らのチャンプ―在日3世ボクサー徳山昌守」。

朝銀近畿破たん処理申請/記者会見で談話

 朝銀近畿信用組合の安定志理事長は昨年12月29日、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第68条に基づく破たん処理を申請したことと関連し、同日午後8時から、日銀大阪支店(大阪市)で記者会見し、談話を発表した。談話の内容は次の通り。(関連記事

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 本日、当組合は、今般の近畿財務局検査により債務超過に陥っているという結果を厳粛に受け止め、経営の自力再建を断念し、金融再生委員会に対して、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律第六十八条に基づく破たんの申出を行いました。

 今般、組合員の皆様ならびに日本の国民の皆様に、多大なるご迷惑をおかけすることになり、ここに深くお詫び申し上げます。

 預金取引者の皆様からお預けいただいているご預金につきましては、預金保険制度により全額保護されていますのでご安心下さい。

 今後は、金融整理管財人によって当組合が適切に管理運営される一方、具体的な破たん原因の追求が行われることになります。また、善良なる取引先の保護のために、当組合の受皿となる金融機関を早急にお探しいただけるよう、金融整理管財人並びに関係機関のご尽力をお願いいたします。

 私といたしましては、朝銀西信用組合に受皿となっていただけるよう、お願いしている次第です。

新世紀の進撃路を/労働新聞など3紙が共同社説

 1日付の労働新聞、朝鮮人民軍、青年前衛の3紙は、「『苦難の行軍』で勝利した気勢で新しい世紀の進撃路を開こう」と題する共同社説を掲載し、昨年は「朝鮮民族にとってかつてなかった驚異的な出来事が起きた偉大な転換の年、20世紀を輝かしく総括した歴史的な年」だったと振り返った。

  そして昨年度、@一心団結の力を誇示したA千里馬の大高揚を起こしたB祖国統一偉業実現の新しい転換的局面が開かれたC社会主義朝鮮の尊厳と栄誉をとどろかせた――と明らかにした。

 また、今年の課題について、@朝鮮労働党の自主、団結、愛国愛族の政治を具現するAすべての分野で強盛大国に相応しい容貌を備えるB祖国統一偉業の遂行で決定的前進を成し遂げること――だと指摘し、21世紀に朝鮮が目指す強盛大国とは「あらゆるものが繁栄して人民がこの世にうらやむものがなく暮らす社会主義楽園だ」と明らかにした。(Q&A、朝鮮通信)

北南経済協力推進委第1回会議

 北南経済協力推進委員会第1回会議が昨年12月27〜30日、平壌で開かれた。

 北南双方代表は、北南間の経済協力・交流が民族間で協力して共栄、共利を図り、民族経済を均衡的に発展させるうえで重要な意義を持つことについて見解を共にし、経済協力事業を積極的に推進させていくことにした。

   そして、北南経済推進委員会の構成と運営、機能と任務に関する問題、また電力協力問題、鉄道・道路連結問題、臨津江水害防止問題、開城工業地区建設問題などの各分野における協力事業について協議し、早いうちにそれぞれについて協議する分科を設置することについての実践的措置を取っていくことにした。【平壌支局】

20歳を迎える同胞青年に/総聯中央が祝賀文

 総聯中央常任委員会は8日、20歳を迎える同胞青年学生たちに「主体性、民族性を固守し新世紀、21世紀を輝かせよう!」と題し、要旨次のような祝賀文を送った。

 21世紀最初の年である今年は、「新しい世代」の年でもある。青年学生は時代の先駆者、総聯愛国事業の未来であり、愛国運動の頼もしい担い手、同胞社会の中でもっとも活力ある力量である。

 愛国事業の継承者、主人としての自覚を持ち、たとえどんな荒波が吹き荒れ、長い歳月が経とうとも、在日朝鮮人運動の主体的性格と愛国愛族の伝統をしっかりと受け継いでくれることを心から望んでいる。

 また、祖国と総聯組織を一時も忘れることなく、主体性、民族性を固守し輝かせ、1、2世が血と汗で積み重ねてきた愛国業績を立派に継承発展させていってくれることを固く信じている。明るい未来に向かって力強く前進しよう。

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