朝・日外相会談行われる
共同発表文に署名
【平壌7月27日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】朝鮮民主主義人民共和国の白南淳外相と日本の河野洋平外相との公式会談が26日、バンコクで行われた。
会談では、歴史的な未解決問題で、残されている朝・日間の過去を1日も早く清算し、それに基づいて新しい善隣友好関係を速やかに樹立することと関連した問題をはじめ、相互関心事となる問題について意見交換が行われた。 両国外相は、会談で合意された問題について共同発表文を作成することにし、文書に署名した。共同発表文は次の通り。 1、双方は、朝鮮半島に醸成された最近の肯定的な環境に基づいて朝・日間の過去を清算し、新しい善隣友好関係を樹立するとの意思を表明し、その早期実現のために、互いにあらゆる努力を尽くすということに対して見解の一致をみた。 2、そうした努力の一環として双方は、朝・日間の諸問題を適切に解決するために、誠意を持って推進していくということで、意見の一致を見た。 3、双方は、朝・日関係を改善するという共通の念願から出発して相互理解と友好を発展させるために各分野にわたって交流と往来を強化することにした。 4、双方は、朝・日国交正常化のための第10回政府間本会談を8月21日から25日まで東京で開催することにした。 |