朝鮮半島、動き
金大中大統領、日本に朝・日国交正常化交渉の早期開催促す 金大中大統領はソウルを訪問した日本の河野洋平外相と14日、青瓦台で会談し、南北首脳会談後の朝鮮半島情勢について意見交換。延期されている朝・日国交正常化交渉について「北側は日米と関係改善をはかりたい気持ちを相当持っているという感触を南北会談で得た」と述べ、交渉の早期再開を促した。 また「ら致問題」などにこだわらず、コメ追加支援についても柔軟に対応するよう求めた。これに対して河野外相は「次回会談をできるだけ早く開催できるよう努力したい」と、日朝交渉の早期再開に意欲を表明した。 与野党41議員が米軍地位協定改定求め、決議案提出へ 南朝鮮で在「韓」米軍兵士による犯罪や基地周辺の事故・環境汚染などが社会問題化しているなか、与野党の41議員が14日、米軍地位協定(SOFA)改定を求める超党派の決議案の準備を始めた。 ソウルからの報道によると、草案は「米国政府が韓国国民の抵抗を深刻に受け止め、相互互恵的な『韓』米関係に合う内容」に変えるよう求め、刑事管轄権、民事訴訟、基地、環境、労務など全般にわたる改定が必要だと指摘している。 米国政府と南朝鮮当局が、8月4日に地位協定の改定交渉を再開する前に決議案を採択し、南朝鮮側に不利な内容が是正されうるよう、米「韓」両政府に圧力をかけるのがねらいだ。 朝鮮統一支持長野地区の会代表団が訪朝 三瀬要代表委員を団長とする朝鮮の自主的平和統一支持長野地区の会代表団が13日から平壌を訪問し、20日空路帰国した。 また、朝鮮中央通信によると、高潮副会長を団長とする中国人民平和軍縮協会代表団とドイツ連邦議会議員の欧州安保協力機構(OSCE)のウィリー・ウィンメル副議長一行が18日、それぞれ空路平壌に到着した。(朝鮮通信) |