帰国実現記念 朝・日友好のシンボル

由来記した記念碑設立
「ボトナム(柳)通り」/新潟

記念日の序幕式(6月20日)


 新潟市内にある「ボトナム(柳)通り」(国道113号=東港線)に、その由来を記した記念碑が新たに建立され、除幕式が6月20日、新潟港中央埠頭の入り口で行われた。

 祖国への帰国が実現した1959年、新潟港を発った第1次帰国同胞たちが朝・日友好のシンボルにと、東港線の沿道2キロにわたって305本の柳の若木を植樹。これに感激した当時の北村一男県知事が
この通りを朝鮮語で柳のことを意味する「ボトナム通り」と名付けた。

 除幕式には、準備を進めてきた総聯新潟県本部と、日本市民らによる新潟県在日朝鮮人帰国協力会、柳の保護に尽力してきたボトナム会(渡部重雄会長)の関係者をはじめ、朝早くから草むしりに汗を流した新潟、茨城、群馬、栃木の朝鮮中級学校生徒ら200余人が参加した。

TOP記事

 

会談の関連記事