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長期囚、離散家族 一括協議・妥結を/第1回南北赤十字会談 高城27日発朝鮮中央通信によると、南北共同宣言に基づき、8.15に際して離散家族・親戚訪問団を交換し、非転向長期囚を送還する人道問題を協議する第1回南北赤十字会談が27日、金剛山ホテルで行われ、南北双方から3人の代表が参加した。 双方が各々の立場を明らかにする基本発言をおこなった後、合意書草案を提示した。 北側団長は、離散家族・親戚訪問団の交換問題と非転向長期囚の送還問題を一括協議・一括妥結したうえで、まず8月初旬に非転向長期囚を送還し、続いて8月15日から双方100人ずつの離散家族・親戚訪問団を同時に交換するよう主張し、これを具体化した合意書草案を示した。 現代前名誉会長平壌入り/経済協力など協議 南朝鮮・現代グループの鄭周永前名誉会長一行25人が28日、板門店を経て平壌入りした。3日間滞在し、北側の当局者と経済協力問題などを協議する予定。現代グループは協議される内容について(1)朝鮮西海岸に計画している工業団地の敷地選定 (2)金剛山の総合開発 (3)南北を結ぶ京義線の鉄道連結 (4)平壌での体育館建設――などをあげている。一行のうち8人は体育館建設要員として平壌に常駐する予定だという。 また一行の訪北に合わせ、15トントラック9台とトレーラー2台、木材や合板などの建設資材をはじめ10余種のマッコルリ(どぶろく)52箱(300余本)などが板門店経由で初めて北側に搬出された。 朝鮮中央通信によると28日、朝鮮アジア太平洋平和委員会の金容淳委員長が一行と歓談。一行は、金正日総書記への贈り物を金容淳委員長に伝えた。また同委員会は木蘭館で歓迎宴を開いた。 米最高当局者の「南侵」発言を非難/朝鮮外務省代弁人 声明は米国の最高当局者が24日、朝鮮戦争が朝鮮の「南侵」によって起こり、米軍が国連の決議に従って参戦したかのように述べたことに言及。「朝鮮戦争は、米国がその世界戦略実現において朝鮮半島が占める地政学的意義から久しい前に計画し、夢見てきた戦争政策を実践に移した侵略戦争」と強調しながら、今回の発言は「信頼醸成のために現在行われている対話に水を差す挑戦的な行為にしかなり得ない」と非難した。 金永南委員長シリアへ ロシア次官と会談 報道によると、金永南委員長は27日、モスクワに立ち寄りロシアのロシュコフ外務次官(アジア太平洋担当)と会談。来月に予定されているプーチン大統領の平壌訪問や今月行われた南北首脳会談について話し合った。 クウェートと国交交渉 「南北宣言歓迎」共同声明に盛り込む/ASEAN外相会議 報道によると、バンコクで7月21日から始まる東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会議で、南北共同宣言など最近の朝鮮半島をめぐる前向きな動きを歓迎する内容が、共同声明に盛り込まれる。 共同声明案では、朝鮮半島の安定が地域平和に重要としたうえで、「隣接国との関係改善のために朝鮮が最近とっている動きを歓迎する」などとしている。 愛知・南支部 録画ビデオを観覧したあと同胞たちは歌や踊りに興じ、統一への期待を口々に語った。祝賀金や酒を持ち寄る同胞も多かった。 ある1世は「異郷暮らしが70年になるが、今日のような感激、感動、喜びはなかった」と興奮した様子だった。 |