ニュースPICK−UP


南北赤十字会談、27日から金剛山で/共同宣言履行、人道問題解決へ

 南北共同宣言で明らかにされた人道問題を解決するための南北赤十字会談が27日から北側の金剛山ホテルで開かれる。

 各種報道などによると、双方の赤十字団体が電話通知文のやりとりを通じて、23日までに合意した。

南北経済協力、「今後拡大」が100%/「韓国貿易協会」調査

 「韓国貿易協会」が、朝鮮と交易中の企業を対象に今後の南北経済協力の展望について質問したところ、経済協力が拡大すると答えた企業は100%(大幅62.5%、若干37.5%)だった。16、17日にかけて40の企業を対象に「南北最高位級会談以後の南北経協の展望」について質問した。回答した企業の82.5%が今後対北事業を拡大すると明らかにし、17.5%が損失の累積などを理由に事業規模を縮小する意向を示した。

 有望な事業形態としては、委託加工(69.6%)、直接投資(19.6%)、単純交易(6.5%)などで、有望な事業分野は繊維・衣類(47.1%)、電気・電子(20.6%)、生活用品(13.2%)などを上げた。

金剛山水が米に、コカ・コーラが朝鮮に/米の経済制裁緩和で

 報道によると、米国が対朝鮮経済制裁を一部解除したのを受け、コカ・コーラの朝鮮への輸出が始まった。これまで第三国などを通じて入ってはいたが、公式の輸出は初めて。中国のコカ・コーラ社が同国北部で製造した製品が20日、船便で中国国境近くの新義州に到着した。

 一方、米東部の貿易商が輸入した朝鮮産の漢方薬が今週中にも米国に到着する予定だという。また、ロサンゼルスの在米コリアン企業、R&Rエンタープライズが21日、金剛山ミネラルウォーターの米州地域販売権を獲得したことも明らかになった。

全国ツアースタート/金剛山歌劇団45周年記念公演、「ミレニアムファンタジー、金剛山四季」

 金剛山歌劇団の2000年度本公演全国ツアーが14日の和歌山からスタートした。和歌山県民文化会館大ホールで行われた公演には、同胞と日本市民ら1300余人が観覧に訪れた。15日には奈良・桜井市、17日には鳥取・境港市、24日には京都市、26日には滋賀・大津市で公演があった。28日に東大阪市、29日に大阪市で行われる。ツアーは11月末まで続く。

 今年創立45周年を迎えた同歌劇団では今年の本公演を記念公演「ミレニアムファンタジー―金剛山の四季」と銘打ち、音楽舞踊組曲「金剛山の四季」を上演した。これは、春夏秋冬で表情を変える朝鮮の名勝、金剛山の四季の移ろいを、朝鮮古来の伝説や風習、当時の人々の生活ぶりなど織り込みながら、舞踊と歌で表現した作品だ。

南北共同宣言、感激!トンポ社会

千葉・西部支部

 総聯千葉・西部支部は16日、歓迎の集いを支部で行い、120人の同胞が集まった。録画ビデオ放映と、共同宣言朗読のあと祝杯、宴会、公演が行われた。

岡山・美作支部

 総聯岡山・美作支部と津山市国際交流会が16日、合同で、朝・日親善祝賀の集いを開き、管下同胞と市議ら18人が参加。南北最高位級会談について報じたテレビ番組を録画、編集したビデオを見ながら、話に花を咲かせた。

群馬・西毛支部

 総聯群馬・西毛支部の支持、歓迎の集いが19日に開かれ、1世をはじめ同胞ら約80人が参加した。

 2部の宴会では、南北共同宣言を署名した時と同じようにシャンパンで祝杯をあげた。最後には、全参加者が手をつないで輪になり、「われらの願い」を合唱した。この日は民団系の同胞も数人参加。今後、様々な面で協力していこうと話していた。

兵庫・西神戸支部

 総聯兵庫・西神戸支部同胞の祝賀の集いが20日、総聯西神戸支部講堂で行われ、管下の同胞らが多数参加。ビデオを見て共同宣言を朗読、感想を語り合った。兵庫朝鮮歌舞団も公演し、最後は同胞らを巻き込んでフロアに踊りの輪が広がった。

西東京・南部支部

 総聯西東京・南部支部は23日、歓迎の集いを支部で行い、60余人の同胞が集まった。

 同胞たちは喜びのあまり朝鮮民謡に合わせて踊りに興じ、最後には輪になって手をつなぎ「われらの願い」を合唱した。

TOP記事

 

会談の関連記事