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平壌声楽俳優団が訪来日/東京、大阪、京都で公演

  訪日した平壌声楽俳優団(団長=ソン・ナムホ国立マンスデ芸術団課長)メンバー6人を歓迎する宴会が19日、東京・千代田区の朝鮮会館で行われ、総聯中央の徐萬述第1副議長、許宗萬責任副議長らが参加した。

 徐第1副議長が歓迎のあいさつを述べ、俳優団が総聯結成45周年「2000年5月の在日同胞大祝典」出演、東京、大阪、京都の公演などで成果を収めることを願うと述べた。

 続いて、ソン団長が挨拶した。

 なお、俳優団一行は18日に訪日した。  

長野の日本市民ら、
朝鮮学校支援組織発足へ/民族教育権でシンポ

 「民族教育の権利を考えるシンポジウム―朝鮮学校の過去、現在、未来」(主催=朝鮮の自主的平和統一を支持する長野県民会議、同松本市民会議)が13日、松本市の長野朝鮮初中級学校で行われた。日本市民らが、朝鮮学校への制度的差別解消、権利拡大への方途を自らの問題として考えようと開いたもの。同胞と日本市民ら200余人が参加した。

 公開授業、生徒の公演に続いて開かれたシンポでは、日本政府に対する日本弁護士連合会の朝鮮学校差別解消勧告(1998年)や「朝鮮学校を支援する新潟県民の会」の経験に関する報告、パネルディスカッションなどが行われた。参加者らは今後、民間レベルでの朝鮮学校支援運動を進め、年内には広範な県民が参加する支援組織を発足させることで合意した。

朝鮮の加盟を承認/ASEAN地域フォーラム

 報道によると、バンコクで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)の高級事務レベル会合で19日、朝鮮がASEAN議長国タイを通じて出していたARFへの参加申請が承認された。これにより、7月下旬のARF閣僚会議に朝鮮が初めて参加する見通しとなった。

 ARFはASEAN諸国と日米など21ヵ国とEUが参加し、紛争予防や安全保障上の信頼醸成の機能を持つ対話の場。

白外相、グラハム牧師と会見

 朝鮮の白南淳外相は16日、前日に平壌入りした米国のビリー・グラハム博士の子息である宗教指導者、フランクリン・グラハム牧師一行と会見した。金桂寛外務省副相と関係部門の活動家が同席した。

 また白外相は同日、平壌市内の木蘭館で、グラハム牧師一行のために宴会を催した。 (朝鮮通信)

衆院、「一時金」法案を可決/在日の軍人・軍属、反発必至

 衆院本会議は18日、旧日本軍の軍人・軍属として駆り出され、死亡したり、障害を負った植民地出身者やその遺族に一時金を支給する「平和条約国籍離脱者等である戦没者遺族等に対する弔意金等の支給に関する法律案」を自民、公明、保守の与党三党などの賛成多数で可決した。同法案は今国会で成立する見通し。

 「一時金」法案については、「被害者の要求を一切聞かず作成された」、「加害国としての法的責任を回避したもの」として、被害者および国、支援団体から非難の声が上がっている。

船積み始まる、日本政府の支援米

 日本政府が国連・世界食糧計画(WFP)を通じて朝鮮に支援するコメ10万トンのうち、最初の1万トンの船積みが15日、北海道・小樽港で始まった。

 今回の支援は、WFPが日本の食糧庁から10万トンの政府米を買い取る形で行われ、日本政府はWFPがコメを買い入れる資金として38億4000万円を拠出する。小樽港の中央埠頭に横付けされた朝鮮船籍の貨物船へのコメの積み込みは、10日間ほどで終了する予定という。

米下院、原子力技術の承認義務化法案可決

 報道によると、米下院本会議は15日、朝鮮民主主義人民共和国に原子力施設や技術を移転する場合は、議会の検討と承認を義務づける法案を賛成374、反対6の圧倒的多数で採択した。朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)による軽水炉提供に際して、議会による承認規制を設けたもの。同法案は、すでに大幅に遅れている軽水炉建設の計画日程に響く可能性があるため、ホワイトハウス側は強く反対している。

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