板門店で第5回準備接触

平壌での出会いと南北最高位級会談
実務合意書採択


「祖国統一3大原則、民族の和解と団結、交流と協力、平和と統一の実現」を協議

北側、相互の努力と協力を強調
南側代表団随員130人、記者50人、先発隊30人、31日から訪北

【板門店5月18日発朝鮮中央通信=朝鮮通信】

  南北の歴史的な平壌での出会いと、最高位級会談のための第5回準備接触が18日、板門店南側地域で行われた。

 接触で双方は、平壌での出会いと最高位級会談に参加する代表団の構成と規模、出会いおよび会談の形式と回数、議題、平壌滞在日程、南側先発隊派遣、来往手順、便宜保障など15項目すべての実務手続き問題で意見の一致を見て、「北南合意書(2000年4月8日)履行のための実務手続き合意書」を正式に採択した。

 ついで双方は、合意書本文にそれぞれ署名し、交換した。

 合意書では、平壌での出会いと最高位級会談南側代表団は、随員130人、取材記者50人で構成することにした。

 出会いおよび会談議題は、「歴史的な7.4北南共同声明で明らかにされた祖国統一3大原則を再確認し、民族の和解と団結、交流と協力、平和と統一を実現することについて」とすることにした。

 また平壌での出会いと最高位級会談開催12日前に南側は、30人で構成される先発隊を北側に派遣することにした。

 合意書にはその他に便宜保障、身辺安全および通信保障、記者の取材活動などに対する実務手続き問題などが明記されている。

 接触を結束しながら北側団長は、双方が実務手続き合意書を尊重し、それを誠実に履行することをもって、民族の期待と念願に沿って歴史的な平壌での出会いと最高位級会談が成功裏に幕を開け、立派に結束されるようにすべきだと指摘した。

 そして団長は、民族の重大事を前にして、出会いと会談に好ましい雰囲気を作り出すために、互いに努力と協力を惜しむべきではないと強調した。

 7000万民衆の大きな期待と関心の中で歴史的な4.8北南合意書が発表されたのに続いて、その履行のための具体的な実務手続き合意書が採択されることによって、半世紀以上にわたる民族分裂の歴史で、初めて北南間の平壌での出会いと最高位級会談が成功裏に開かれることになり、国の統一を1日千秋の思いで渇望する北と南、海外のすべての同胞に希望と喜びを与えられることになった。  

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