まず隣人から仲良く

朝・日市民がジョイント公演/横浜


 総聯結成45周年を祝う金剛山歌劇団ジョイント公演が21日、神奈川県立青少年センターで行われ、同胞と日本市民ら約800人が観覧した。

 地域住民との友好を深めようと、総聯神奈川・横浜支部が公演を企画し、 昨年から準備を進めてきた。

 「日朝友好南区友の会」も公演を共催し、横浜市なども後援に加わった。

 1部では朝青横浜支部のユニットサークル「プッコチュ」が、バンドやポップス、農楽とパワフルな舞台を作り上げ、日本市民らもサムルノリや八景駒太鼓などを披露した。2部は金剛山歌劇団の歌と踊りでつづられた。

 「友の会」の久松康彦会長(71)は、「地域の日朝友好はまだまだこれから。隣に住む者同士が仲良くする、という当たり前のことが政治的な問題に阻まれ、友好を妨げている。 文化が隣国になじむきっかけになれば」と話していた。

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