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厚生省の統計では、65歳以上の高齢者の総人口に占める割合は1950年までは約5%だったが、2015年には14.1%となり、実数は2500万人になるという。全人口の4分の1が老人という超高齢化社会、「団塊の世代」にとっては、まさに現実的問題だ
▼また厚生省は2010年には、約200万人の高齢者が痴呆を病んでいると推定する。痴呆にはアルツハイマー型痴呆と血管性痴呆がある。94年にレーガン元米大統領が「アルツハイマー型痴呆にかかっている」と自ら告白し、この病気を全世界に知らしめた ▼しかし、その原因についてはまだ分かっていないが、大きく分けて2つの仮説がある。「遺伝子説」と「中毒説」(「アルミニウムによる中毒説」など)だ。いずれにしても、いまだにはっきりした原因が分かっていないのが現状といえる ▼ところで最近の研究によると人間は細胞そのものの寿命からして、生活習慣に気をつけ、規則正しい生活を送れば120歳まで生きられるという。ではどのような生活習慣が、痴呆にかかることなく長寿をまっとうできるのか ▼以下の10ヵ条を参考に。(1)塩分と動物性脂肪を控えた食事 (2)適度な運動で足腰を丈夫に (3)深酒とタバコを止め、規則正しい生活 (4)生活習慣病の予防・早期発見・治療 (5)頭の打撲はぼけを招くので転倒に気を付ける (6)常に興味と好奇心を持つ (7)考えをまとめて表現する習慣を (8)細かい気配りをしたよい付き合いを (9)いつも若々しくおしゃれ心を (10)明るい気分で生活を。さて貴方はどれだけ実践していますか。 (喜) |