旬の野菜でキムチにチャレンジ

手軽で安くて、おいしい


 毎日の食卓に欠かせないのがキムチ。キムチの代表といえばペチュ(白菜)キムチ。キムチは野菜の数ほど種類があり、どんな野菜でもキムチになる。

 キムチは唐辛子やにんにくなどの抗菌力の強い食材を使用した発酵食品。食中毒の季節にもびくともしない栄養価の高い食べ物だ。

 今ではスーパー、コンビニエンス・ストアなどで手軽に求めることが出来るが、それぞれの季節の旬の野菜のキムチにチャレンジしてみませんか。

 紹介するキムチは食物繊維がほうれん草の1.5倍、カルシウムは2倍のとうな、さっぱりしたオイキムチ、甘みのあるかぶのキムチ。


 〈とうなのキムチ〉

 ▽材料

 とうな4束、生姜30グラム(すり下ろす)、おろしにんにく大さじ2〜3杯、☆キムチのペースト、本だし(顆粒)大さじ1〜2杯、旨み調味料小さじ2杯。

 ▽作り方

 とうなのへたの部分1センチくらい切る。塩をまんべんなくふり、半日置く。茎の部分がやわらかくなったら食べやすいように1口大に切り、水洗いをし、水気を切る。

 ボールに生姜、にんにく、☆キムチのペースト、本だし、調味料を入れてよくかき混ぜ、とうなを入れ、味がしみこむようにもみこむ。常温で2〜3時間おいて冷蔵庫へ。次の日が食べ頃。

 〈オイキムチ〉

 ▽材料

 きゅうり10本、大根3分の1本、にんじん2分の1本、にら3分の1束、生姜50グラム(すり下ろす)、おろしにんにく大さじ2杯、ごま適量、砂糖大さじ3杯、☆キムチのペースト大さじ3杯。

 ▽きゅうりのへたをとり、2等分にする。さらに下から5センチ位の所まで十文字に割く。全体に塩をふる。3〜4時間置く。途中で1回上下をひっくり返す。にらは2センチ幅に切る。

 大根とにんじんは千切りにして、塩を少しふる。しんなりしてきたら生姜、にんにく、ごま、砂糖、☆キムチのペースト、にらを入れてよくかき混ぜる。

 かき混ぜたものをきゅうりに挟んで、容器に隙間が出来ないように詰めていく。最後にラップをかけ冷蔵庫に。次の日から食べられる。

 〈かぶのキムチ〉

 ▽材料

 かぶ6株、生姜40c(すり下ろす)、にんにく2〜3杯、キムチのペースト3〜4杯、本だし大さじ1〜2杯。旨み調味料小さじ2杯。

 ▽作り方

 かぶは、見た目きれいでも葉の部分に泥がついているので、葉の部分は切り落とす。かぶは食べやすいように1口大に切る。葉もやわらかい部分は3〜4センチ幅に切り、一緒に塩漬けにする。半日おいて、水洗いしたあと水気を切る。

 ボウルに生姜、にんにく、☆キムチのペースト、本だし、旨み調味料とかぶをよくかき混ぜる。容器に詰め、所どころに砂糖を少々ふる。常温で3〜4時間おいて冷蔵庫に。1〜2日が食べ頃。 (和)

☆キムチのペースト

 イカの塩辛を鍋に入れて、中火で焦がさないように煮る。身を取り出して煮汁をさます。

 唐辛子2分の1カップ、にんにくおろし25グラム、生姜おろし15グラム、塩辛の煮汁を3〜4杯入れ、かき混ぜる。保存がきくので多めに作って置けば、いつでもすぐ簡単にキムチがつくれる。

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