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ジャークで世界新記録、同胞の声援に応え優勝/重量挙げアジア選手権58キロ級  李成姫選手

 シドニー五輪アジア地区予選を兼ねた第32回アジア重量挙げ選手権大会と第13回アジア女子重量挙げ選手権大会が2日から6日まで大阪市長居球技場で行われ、女子の58キロ級で朝鮮の李成姫選手(21、世界選手権2位)がジャークで自己の持つ世界記録を更新、スナッチと総合でも優勝した(写真、2日)。

 出場選手中唯一、スナッチで100キロを、ジャークでは昨年樹立した世界新記録(131キロ)を更新する131.5キロを挙げた李選手は、「優勝も、世界新記録を出すことにも自信があった」と話していた。

 一方、男子62キロ級の任勇秀選手はスナッチ、ジャーク、総合でそれぞれ3位に、男子77`級の全哲浩選手はスナッチと総合で4位(ジャークは6位)に入賞し、健闘した。

一連の問題で見解一致、8日に4回目の南北会談、予備接触

 板門店3日発朝鮮中央通信によると、南北最高位級会談に向けた3回目の予備接触が3日、板門店の南側地域で行われた。

 接触で北側の金※(月偏に今)星団長は、「双方が協議している実務手続きは、歴史的な平壌対面と最高位級会談を最高の水準で成果裏に保障する内容になるべき」で、「今日の環境は、既存の古い観念と惰性から抜け出し、虚飾を捨て、民族主体的な立場ですべての問題を解決することを求めている」と強調。南北合意書を履行するための実務手続き案を提出した。

 双方は合意書案を持って、具体的な協議を行ったあと、一連の問題で見解の一致を見、早期に部分別の実務者協議を行うことにした。第4回会議は8日、板門店の北側地域で開かれる。

朝鮮の2選手、レスリングで五輪出場

 朝鮮のチン・ジュドン(54キロ級)、リ・ヨンサ(58キロ級)の両選手が4月26日から28日まで中国の桂林で開かれた第14回アジア自由型レスリング選手権大会で優勝した。両選手は、選手権大会の前に開かれたシドニー五輪アジア地区最終予選でも優勝、五輪の切符を手にした。

 アジア選手権には16の国と地域から80余人が参加。54キロ級に出場したチン選手は、準決勝でウズベキスタンの選手を4対1、決勝でイランの選手を8対5で破り、見事優勝した。

 キム・グァンイル選手も63キロ級で3位に入賞した。(朝鮮通信)

テロ反対を言明、朝鮮外務省代弁人

 朝鮮外務省スポークスマンは5日、朝鮮中央通信社記者の質問に答え、米国務省が一日に発表した「テロに関する年例報告書」で朝鮮が依然として「テロ支援国リスト」にあがっており、制裁措置の対象となっているなどとしたことについて非難。「正義と平和を大切にしている朝鮮政府はあらゆる形態のテロとそれに対するいかなる支援にも反対する一貫した立場を堅持している」と言明した。

朝鮮各地で、メーデー記念行事

 メーデー110周年記念中央報告大会が1日、平安南道徳川市の勝利自動車工場で行われ、朝鮮最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長、朝鮮労働党の金仲麟書記、郭範基副総理らが参加。朝鮮職業総同盟の廉順吉委員長が記念報告した。また同日、メーデーを祝う平壌市勤労者の夜会をはじめ各地で慶祝公演、スポーツ、レクリエーションなども行われた。

南では民主労総がデモ

  報道によると、民主労働組合総連盟が4月29日、ソウルをはじめ南朝鮮の9地域でメーデー110周年記念式とゼネスト決議大会を一斉に開き、労働者、農民、学生など延べ2万余人が参加した。 

「一時金」法案を、労働新聞が非難

 日本の与党が旧日本軍軍人・軍属だった在日の旧植民地出身者に対して「一時金」を支給する法案を今国会に提出する準備を始めていることと関連し、労働新聞2日付は「幼稚な小細工を使うな」と題する論評を発表し、同法案を非難した。

 論評は、法案は「罪悪に満ちた過去を消し去り、日本の過去の清算を追及する内外の世論を静めることを目的としている」と強調しながら、「日本が朝鮮とアジアの人民に対して行った罪悪は犯罪。法案は正しい過去の清算を求めるわが人民と国際社会に対する欺まんだ」と指摘。日本が過去に対する正しい立場と姿勢に立って、誠実な謝罪と補償を行うことを求めた。(朝鮮通信)

ミャンマーが朝鮮の、ARF参加を「歓迎」

 報道によると、ミャンマー(ビルマ)のウィン・アウン外相は3日、ヤンゴンで記者会見を開き、朝鮮の東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)への参加問題について、参加を歓迎する意向を明らかにした。

 アウン外相は「朝鮮のARF参加は地域の安定に資する」と話した。ASEAN加盟国の中で国交がないのはフィリピンとミャンマーだけ。

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