あの時、このひと言


 「戦後補償の問題は、私自身が『証拠』だ」「日本は戦争中、朝鮮を苦しめた。当然、国として賠償すべきだ。苦しめられた恨みがある限り、日本を信用できない。過去に罪を作った方が償い、信用を回復すべきだ。日本政府は、私たち生き証人が死ぬのを待っているのか。結果を見ないで死ぬことはできない」

(旧日本軍の軍属として南太平洋・タラワ島で強制労働をした劉喜亘さん=80、大阪府門真市在住)

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 「歴史的に朝鮮の女性たちは植民地時代の前から男尊女卑思想の支配のもと、社会的に悲惨な状況に追いやられていた。人口の半分を占める女性たちが幸福になれない、そんな過去と現在を繰り返したくないと思い、フェミニスト・カウンセリングを学び始めた」

(フェミニスト・カウンセラーの朴才暎さん=奈良市在住)

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 「私たちは日本に住んでいるから南の資料からも学ぶことができる。北と南では少しずつ書の作法も違うが、私たち在日同胞が統一祖国で南北の書の橋渡し役になれたら。統一したら北と南でハングルの書を学びたい」

(在日本朝鮮文学芸術家同盟東京支部書芸部長の李順玉さん=27)

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