朝・日貿易が大幅減
作年、400億円台割り込む


 東アジア貿易研究会によると、1999年の朝・日貿易は輸出入合わせて395億円で、前年に比べて23%のマイナスになった。朝・日貿易が400億円台を割り込んだのは、これが初めてという。

 朝鮮からの輸出は、魚介類を中心とする動物性生産品が約14億円、電気機器が約5億円増加。反面、松茸や稲ワラを中心とする植物性生産品がマイナス48億円と激減し、委託加工の繊維製品や無煙炭も大幅に減少した。

 日本からの輸入は、ほぼ全品目で減少。最大品目の繊維品は前年比10%減の48億円で、コメなどの再輸出は3分の1の12億円余りに激減した。

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