4.19蜂起40周年記念 北・南・海外共同決議文
南朝鮮民衆が立ち上がって当時の親米独裁政権を倒した4.19蜂起40周年記念平壌市報告会(19日)で発表された北・南・海外共同決議文の内容は次のとおり。 (朝鮮通信)
◇ ◇ こんにち、われわれは近年に必ず国の自主的平和統一を達成しようというゆるぎない意志と統一熱望を抱き、4.19蜂起40周年を北と南、海外において共同で記念した。 記念共同集会に参加したわれわれは、新しい政治、新しい生活、新しい制度を求め、自主、民主、統一の旗を高く掲げて抗争に立ち上がった南朝鮮の青年学生と人民の悲願を込め、次のように厳かに決議する。 1、われわれは、民族自主を実現するたたかいをいっそう力強く展開する。 民族自主はいささかも譲歩できない祖国統一の根本原則である。民族自主を守ることに民族の生命を守る道があり、祖国統一と民族の繁栄を実現する道がある。 われわれは、4.19蜂起者の闘争精神を継承し、反米自主化の旗をいっそう高く掲げて、祖国統一の基本障害物であり分裂と戦争の禍根である米軍を南朝鮮から撤退させるたたかいを、米軍の人民虐殺蛮行真相究明闘争、新戦争挑発策動阻止の闘争と結びつけて力強く展開する。われわれは、米国を背にしてわが国に対する再侵略を夢見る日本軍国主義勢力の海外膨脹策動に警戒心を強め、彼らの再侵略野望を粉砕する。 われわれは、依然として外部勢力と結託し、国と民族の利益を売り渡す民族内部の分裂主義勢力の事大売国策動を断固排撃する。 われわれは、北と南、海外の愛国の3者連帯により、米、日、南朝鮮の3者「共助」を徹底的に阻止し、破たんさせる。 2、われわれは、全民族大団結を実現するたたかいをいっそう力強く展開する。 祖国の自主的平和統一の決定的保証は民族大団結にある。 われわれは、思想と政見、宗教の相違、財産の有無と居住地域に関係なく、全民族大団結の旗のもと、固く団結するために努力する。 われわれは、4.19人民蜂起者が素手で圧政者の弾圧を退けて売国奴の牙城を打ち崩したあの闘争精神で、民族の和解と団結を阻む南朝鮮の「保安法」を撤廃させ、「情報院」を解体させるたたかいを力強く展開する。 われわれは、民族の大団結を阻害する分裂主義勢力のあらゆる謀略策動を粉砕するために力強くたたかう。 3、われわれは、北と南、海外のすべての統一愛国勢力との連帯と共同闘争をいっそう強化する。 われわれは、民族自主の原則を堅持し、愛国愛族の立場から祖国統一偉業にすべてを服従させるすべての団体、各界人士と積極的に連帯する。 われわれは、南の抗争勇士が叫んだ「行こう北へ、来たれ南に、会おう板門店で」の合い言葉を胸に刻み、内外のすべての統一愛国勢力と共同闘争を力強く展開する。 われわれは、祖国統一の前途にいかなる難関と試練が待ち受けていても、不屈の信念と意志で民族自主と大団結の旗、祖国統一の旗を変わらず高く掲げ、4.19の精神で祖国統一の突破口を開くためにいっそう力強くいっそう粘り強くたたかい、民族の宿願である祖国統一を必ず成就するであろう。 |