ニュースPICK−UP


22日に板門店で接触/南北最高位級会談、北側が通知

   朝鮮中央通信によると、朝鮮民主主義人民共和国赤十字会中央委の張在彦委員長は19日、委任により、南側の提議に沿って南北間の歴史的な平壌での出会いおよび最高位級会談と関連した実務手続き問題を協議するための準備接触を22日(土曜日)午前10時、板門店南側地域で開くとの電話通知文を送った。

朝鮮から教育援助費/146回目、2億1140万円

  15日発朝鮮中央通信によると、金正日総書記は、総聯の民族教育の発展のため、2億1140万円の教育援助費と奨学金を送った。これで金日成主席と金正日総書記が在日同胞子女のために送った教育援助費と奨学金の総額は、146回にわたり443億5736万3000円になる。

平壌で4月の春親善芸術祭典
世界の芸術家華やかに競演/在日同胞や、引田天功さんも

   第18回「4月の春親善芸術祭典」が10〜18日、平壌市内の各劇場で開かれた。在日同胞をはじめ各国の同胞芸術団、また世界的に有名な日本人イリュージョニスト、引田天功さんら世界40ヵ国の芸術家が参加した。

 在日朝鮮人芸術団、国際高麗人統一連合会芸術団、在中朝鮮人芸術団の公演は11日から平壌大劇場で行われた。また昨年に続いて2回目の参加となった引田さんは14日、万寿台芸術劇場で「ロボット・マジック」、「脱出」などの華麗なイリュージョン(芸術としてよりショーアップされたマジック)を披露、特別賞を受賞した。

日朝音楽芸術交流会会長に「親善勲章」

  日朝音楽芸術交流会の小笠原美都子会長に17日、朝鮮の「親善勲章」第1級が授与された。

 平壌の万寿台議事堂で行われた授与式には、最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長らが参加した。

 小笠原会長は、これからも音楽活動を通じて日朝の友好発展に貢献したいと述べた。(朝鮮通信)

在日同胞青年学生/「4・19」記念集会

  南朝鮮の李承晩政権を退陣に追い込んだ「1960年の4・19人民蜂起」の40周年を記念し、在日朝鮮青年学生の中央報告集会が19日、東京のアルカディア市ヶ谷で行われ、約200人が参加した。

 在日本朝鮮青年同盟中央の高徳羽委員長が報告。南北最高位級会談の開催が合意され、統一に向け新たな展望が開かれているとしながら、40年前に自主と統一のために蜂起した南朝鮮人民の精神は今も生きていると語った。

 続いて、総聯中央国際統一局の金明守部長らが、南北朝鮮の情勢などについて講演した。

「軍事技術輸出」処罰は重大な挑戦行為
朝鮮中央通信、米に警告
 
 
  平壌19日発朝鮮中央通信は「朝米関係進展を妨害する重大な挑戦行為」と題する論評を発表。米国務省が朝鮮のチャングァン会社と1部の国が「軍事技術輸出に関与している」として処罰措置を取ったことに対し、「主権国家の自主的権利に属する問題に対する露骨な干渉であり、朝米基本合意文の精神に反する不当な行為」と非難した。

 そして朝鮮を「『テロ支援国』名簿から削除する問題をはじめ、朝米関係を改善するための懸案が論議されているときに、こうした『制裁』措置が発表されたことは、朝米関係の進展を妨害する挑戦行為として重大視せざるを得ない」と述べ、朝米基本合意文に対する米国の意志を疑わざるを得ないとの態度を明らかにした。

メイド・イン・平壌のテレビ、南で販売開始

 報道によると、南朝鮮・LG電子が平壌・大同江テレビジョン工場で製造したテレビ1875台が、今週中にも仁川港を通じて南朝鮮に搬入される。来月も2000台が搬入される予定で、同社は今年末までに1万5000台の20インチテレビを平壌で製造する計画だ。同社は96年からこの事業を行っている。

 一方、三星電子も今月末からテレビと電話機、来月からカセットデッキの生産を朝鮮の工場で開始し、テレビは5月から南朝鮮で販売する。「南北首脳会談の開催合意を受け、南北経済協力事業を積極的に展開する」とする同社は、朝鮮でテレビ年間2万台、カセットデッキ12万台、電話機24万台を生産し、すべて南朝鮮で販売する計画だ。

TOP記事 健康・趣味 社  会 社会・生活