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リース業界浮上の兆し
大和銀研では、低迷しているリース業界に浮上の兆しが見えているとしている。 昨年のリース取扱高は、前年比2.9%減の7兆3000億円で、3年続けてマイナスだった。 しかし主要機器別では、前年を上回ったのは土木建設機械と医療機器だったが、4半期ベースではマイナス幅が徐々に縮小。第W・4半期(10〜12月)の取扱高は前年同期を4.5%上回って、商業・サービス業用機械・設備以外のすべての主要機器がプラスに転じているという。 さらに過去10年間を4半期ごとの取扱高推移(前年同月比)で見ると、92年T期までの11期連続プラスの後、94年U期まで9期連続マイナス。それ以降も11期のプラスから1期の横ばいを挟んで9期マイナスと、2〜3年単位で大きな振幅を繰り返している。こうしたことから、なお予断は許さないものの、プラス基調に転じる可能性を指摘している。 |