朝鮮半島、動き


 白外相が7月にフィリピン訪問 

   報道によると、フィリピン外務省幹部は12日、朝鮮との正式な国交樹立に向けて7月10日から6日間、白南淳外相を団長とする朝鮮代表団をマニラに招く方向で検討していることを明らかにした。

 南の教授、とうもろこしの種まき視察で訪北 

   報道によると、国際とうもろこし財団の金順權博士(南朝鮮の慶北大学教授)が28日から来月5日まで朝鮮を訪問すると9日、同財団が明きらかにした。

 金博士の訪北は、とうもろこしの種まきを視察するためのもので、昨年に続き2度目。金博士は朝鮮の22の地域研究所と10の協同農場で、とうもろこしの試験栽培を協議する予定。このため、同財団は2000トンの肥料ととうもろこしの種などを群山〜南浦を通じて朝鮮に送る。

 「万景台賞」国際マラソンでホン・ミョンヒが優勝

 9日、平壌で行われた第13回「万景台賞」国際マラソン競技大会で、女子部門ではホン・ミョンヒが2時間31分28秒のタイムで優勝、2、3位も朝鮮が独占した。

 男子はケニアのネルソン・ヌデレバ・ヌジェルが2時間11分5秒で優勝、2位はカン・グムシン、3位はキム・ジョンチョルだった。「万景台賞」国際マラソンは太陽節に際し、1981年から毎年行われている。

 新華社、「朝・日会談、討論自体が進歩」

 報道によると中国国営新華社通信は7日、同日終了した朝・日国交正常化交渉について、平壌発の記事を掲載し、「当地ではともに深い恨みを抱く朝・日両国が、また新たにテーブルに着き、誠実な討論を行ったこと自体が一種の進歩と見られている」と報じた。また、「両国の問題は重大な問題で厳しく対立しており、実際に正常化するまでにはまだ非常に長い道程がある」とも伝えている。

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