ちょっと課外授業
地下鉄博物館
実際に運転楽しむシミュレータが人気 日本で初めて地下鉄が走ったのは1927年12月30日、上野―浅草間である。わずか5分の乗車時間にもかかわらず、人気ぶりは大変なものだったという。同館にはその第1号車が展示されている。展示場所として、プラットホームの一部を移設して当時の上野駅を再現。まるでタイムスリップしたかのような印象を受ける。 地下鉄の車両を思わせる細長い館内には、「地下鉄をつくる」、「地下鉄をまもる」、「地下鉄車両のしくみ」、「地下鉄プレイランド」などのコーナーがある。とくに子供たちに人気なのは、シミュレータで運転気分を味わったり、都心の地下鉄路線が一目で分かリ、模型電車が演出運転されるメトロパノラマなどがある「プレイランドコーナー。 実物の運転台で電車の運転が楽しめるシミュレータは大人でも楽しめる。運転台の目の前に広がるスクリーンで実際の駅や線路が写し出され、おまけに座席が揺れるので、実際に自分が運転しているような感覚になる。 改札口と同じように作られた入り口も楽しい。世界の地下鉄紹介のコーナーには平壌、ソウル、釜山の物も紹介されている。 (姫) ◇アクセス 地下鉄東西線葛西駅下車(葛西駅高架下) ◇入館料 大人210円、子供100円(満4歳〜中学生)※団体30人以上は大人155円、子供80円、100人以上は大人105円、子供50円。 ◇開館時間 午前10時〜午後5時30分(入館は午後5時まで) ◇休館日 月曜日(祝日または振替休日と重なった場合はその翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日) ◇TEL 03・3878・5011 |