ニュースPICK−UP

句麗古墳は東アの宝/総聯中央の第1副議長、平山画伯と歓談

聯大阪委員長ら伊総領事を訪問

阪歌舞団、同胞女性サークル  和泉市施設の祭に出演
日本の高齢者、障害者ら大喜び

府間会談を妨害/赤十字会代弁人、「ら致騒ぎ」を非難

ェコの国際柔道大会で、ケ・スニが金

ウルの女性、初婚は27歳

国がトラ保護区/国境地帯に朝・ロと共同


高句麗古墳は東アの宝/総聯中央の第1副議長、平山画伯と歓談

 徐萬述第1副議長は14日、東京・千代田区の朝鮮会館を訪れたユネスコ親善大使の平山郁夫画伯と歓談した。

 平山画伯は、7月にも朝鮮の高句麗古墳群が世界遺産に登録される予定だと述べ、「高句麗古墳群は東アジアの宝。これからは妙香山、普賢寺、開城や金剛山の世界遺産登録に尽力したい」と語った。平山画伯は、高句麗古墳群を世界遺産に登録申請するため、3度朝鮮を訪れている。

 徐第1副議長は、平山氏の努力は現在の朝・日関係改善の動きに寄与していると話しながら、これからも朝・日の文化交流発展に尽くしてほしいと語った。

総聯大阪委員長ら伊総領事を訪問

 1月に朝鮮とイタリアが国交を樹立したことと関連して10日、総聯大阪府本部の呉秀珍委員長ら一行が、在大阪イタリア総領事館を訪れ、ベナンシオ・ラポッラ総領事と歓談した。呉委員長は、両国の国交樹立は、大阪の同胞にも喜ばしい知らせだったと語りながら、これからも友好を深めていこうと語った。また、ラポッラ総領事は「在日朝鮮人が多く住む大阪で、総聯は大きな役割を果たしている」と述べた。

大阪歌舞団、同胞女性サークル  和泉市施設の祭に出演
日本の高齢者、障害者ら大喜び

 大阪朝鮮歌舞団と朝銀近畿泉州支店婦人会のチャンゴクラブ「コットンネ(花咲く村)」が11日、和泉市老人解放センターと和泉市立身体障害者解放会館の合同祭「出会い・愛・フェスティバル」に出演した。

 同フェスティバルは、市民に両施設について広く知ってもらい、また市民と施設の人との出会いの場を設けようとの目的で開かれたもの。腹話術やマジックショーに続いて「コットンネ」が迫力溢れる民族打楽器を演奏し、歌舞団が「太鼓の舞」や、「アリラン」「珍島物語」、朝鮮民謡メドレーなどの歌を披露。日本の高齢者、障害者、市民らを大いに喜ばせた。

 一方、模擬店コーナーでは女性同盟泉州北支部の女性たちがトック(朝鮮風雑煮)を販売し、好評を博した。

政府間会談を妨害/赤十字会代弁人、「ら致騒ぎ」を非難

 朝鮮赤十字会中央委員会スポークスマンは17日談話を発表し、日本の極右反動勢力が「朝・日赤十字団体間の合意に基づいて『行方不明者』の調査に誠意をもってあたっているときに、『ら致被害者』を救援する組織や被害者の家族をたてて、共和国に反対する騒動を引き起こしている」としながら、こうした行為は「政府間会談を破たんさせようとする意図的な行動」、「反動勢力にとっても無益だ」と非難した。

 また、民主朝鮮16日付は日本の右翼団体のメンバーが11日、総聯中央本部に押しかけ朝鮮と総聯を中傷、誹ぼうする騒ぎを起こしたことを非難した。(朝鮮通信)

チェコの国際柔道大会で、ケ・スニが金

 アトランタ五輪(96年)の柔道女子金メダリスト、朝鮮のケ・スニが「2000プラハトーナメント」(10〜12日、チェコ・プラハ)の女子52キロ級で金メダルに輝いた。

 同大会には47の国と地域から男女合わせて約420人の選手が出場。ケ・スニは11日の決勝で、ポルトガルの選手に優勢勝ちし優勝した。

 また3〜5日、ロシア連邦ブリャート共和国で行われた「共和国大統領賞フリースタイルレスリング国際競技大会」で朝鮮選手が3階級を制覇した。同大会には朝鮮、中国、モンゴルとロシア連邦の7共和国から168人が出場した。(朝鮮通信)

ソウルの女性、初婚は平均27歳

 ソウル市が12日に発行した「ソウル女性白書」によると、同市に住む女性の平均初婚年齢は27.2歳と全国平均(26.1歳)より、1歳以上高いことが分かった。同市の女性のうち30.5%は未婚。また、子供を生む女性のうち30歳以上の比率が38.5%でこの数字も全国平均(29.1%)を上回った。

中国がトラ保護区/国境地帯に朝・ロと共同

 北京からの報道によると、中国は絶滅にひんする野生の東北トラの保護のため、朝鮮とロシアの国境地帯に3ヵ国共同で自然保護区2ヵ所を設ける。ロシアに接する中国黒竜江省饒河、虎林地区と朝鮮に隣接する吉林省琿春市に設けられる保護区の面積は合計35万ヘクタール。

 中ロ米の専門家が昨年調査したところによると、中国の野生の東北トラは最大20頭と推定された。しかし、隣接するロシア側には1996年の段階で400頭あまりの生息が確認されたとの報道がある。

uarrow04.gif(2.19KB)

目次へ

TOP記事 女性・家庭 社  会 経済・経営