はじめてのパソコン(19)
ビギナーは目的探しから
パソコン本体の仕組み(ハード)と、パソコンの楽しみ方(ソフト)が分かったら、いよいよ実際に買う段階に入ります。
初めてパソコンを買う人は、まず「自分はパソコンで何をしたいのか」、目的をはっきりさせる必要があります。ごく当たり前のことですが、これが明確でないと、一念発起して大枚はたいたパソコンもただの箱です。
パソコンを買う動機のほとんどがインターネットか電子メールという時代です。あるいは、ワープロで年賀状を作りたい、音楽配信を楽しみたい、家計簿を付けたい、絵を描きたい…など、目的は人それぞれでしょう。
メーカー側はこうしたビギナーを狙い、インターネット入門機とかグラフィック向きといった具合に、目的別にラインナップを組むパターンが多いのです。目的さえ定まれば、それに沿った機種を選べるし、必要ない機能がごてごて付いた機種を割高で買わされるリスクも減るはずです。(成)