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広島朝高の李くんJリーグ入り/朝高から直は初

 プロサッカー・Jリーグのサンフレッチェ広島は7日、広島朝鮮初中高級学校サッカー部のMF李漢宰くん(高3)の入団を発表した。 朝高生がJリーグにストレートで入団するのは初めてのこと。

  この日、李くんの記者会見が同校で開かれ、「まずはチームの中心選手になりたい」と抱負を語った。李くんは倉敷初中(現在の岡山初中)出身。Jリーグ規定には、外国人選手の契約に関して「外国人枠」(1チームにつき登録5人)と「1条校」出身者に与えられる「特別枠」(1チーム1人)があるが、今回の入団は「特別枠」によるもの。

  各種学校の朝高出身者には「特別枠」の資格がないため、李くんは現在、広島県立西高等学校の通信過程を受講中で、来春卒業の予定だ。サンフレッチェは、李くんが1年の時からそのプレーに注目し、3年になって本格的な入団交渉を開始。数回にわたるテスト試合での活躍ぶりを評価し、入団の運びとなった。

「2000年前の東ア」大阪で学術討論/北南朝鮮学者も

 東アジア国際学術討論会(歴史学・考古学)「2000年前の東アジア」(主催=同大アジア研究所、後援=大阪府など)が11、12の両日、八尾市の大阪経済法科大学で行われた。

 同討論会は東アジアを中心にした国際学術交流会で、考古学・歴史学分野の公開シンポジウムとして十数年前から開かれているもの。

  2000年を記念した今回のテーマは、2000年前の東アジアと、日本列島の文明化過程や国家形成過程のスタート時期と言われる「弥生時代」。南北朝鮮、日本、中国、台湾、ロシアの学者10人が論文を報告、発表した。

 休憩時間には、初顔合わせとなっだ喜勝・朝鮮社会科学院歴史研究所室長と崔秉鉉・韓国崇実大学校教授が「民族共有の歴史を発掘し、朝鮮の文化を発展させましょう」、「そうです。それはわれわれ民族共通の財産です」と語りながら、固い握手を交わす1場面も見られた。(関連記事

東京朝高、19日の決勝戦に/全国高校ラグビー

 東京朝高ラグビー部が12日の全国高校ラグビー大会・東京都予選第2地区準決勝で、明治大学付属中野八王子高校を42―15で下し、初の決勝進出を決めた。

 決勝戦は19日午後12時50分から秩父宮ラグビー場(地下鉄銀座線外苑前駅下車)で行われる。対戦相手は、今年度の都春季大会で東京朝高が1点差で下した東京高校。なお、同試合の模様は同日午後1時〜2時54分、TBSで放映される(関東エリアのみ。第1、第2地区の順で放映され、第2地区の東京朝高決勝戦は2時頃からの予定)。※本社ホームページで速報を伝えます。

 一方、同日に行われた大阪府予選準決勝で、大阪朝高ラグビー部は強豪・東海大仰星高校に7―55で敗れ、決勝進出を逃した。

制度的保障整備で合意/第2回北南経済協力実務接触

 第2回北南経済協力実務接触が8〜11日、平壌で行われた。双方は、北南経済協力の制度的保障を整備するうえで必要な投資保護、2重課税防止、商取引紛争解決の手続き、清算決済に関する合意書草案を討議し、見解の一致を見た。また北南共同宣言に基づき、民族経済の均衡的発展のための北南経済協力を拡大、発展させるため努力することにした。(朝鮮通信)

対朝鮮投資説明会/仏で、22社が参加

 報道によると、フランス対外貿易センター主管の対朝鮮投資説明会が6日、パリで開かれ、主要企業22社の代表が参加した。

 同センターのフィルト韓国担当官は、朝鮮の投資環境にはマイナス面も多いが、「情勢の変化次第では基幹産業、エネルギー、農業、観光部門を中心に新たな機会が生じるだろうし、南との経済協力の枠内で外国事業の投資が活発化するだろう」と述べた。

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