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各地の朝高で卒業式 東北朝高には300人集う

卒業式の後に行われた祝賀宴

 2月28日、3月1日の両日、日本各地の朝鮮高級学校で卒業式が行われた。

 1日、東北朝鮮初中高級学校(宮城県仙台市)で行われた「第39回卒業式」には、卒業生と在校生、教職員、同胞、学父母らと共に総連中央・梁玉出教育局長と東北6県総連本部委員長、福島朝鮮初中級学校校長ら約300人が参加した。

 卒業式では、梁教育局長が朝鮮教育省から送られてきた祝電を読み上げ、李鐘大校長が報告をした。

 校長は、今年の卒業生14人全員が最優等、優等の成績、3年以上皆勤賞で、そのうち6人が12年間最優等、8人が12年間皆勤賞を受賞したと語った。

 また、学習を第一としてきた生徒たちは、ハングル検定試験で1人が2級、他すべての生徒が準2級、漢字検定試験で8人が2級、その他の生徒が3級以上、英語検定試験で1人が2級、7人が3級以上の資格を取得したと報告した。

 彼らの卒業を祝い同日、厳しい状況の中でも子どもたちを朝鮮学校へ送り、民族教育を守っている学父母たちと教職員たちを労おうと、北は北海道、南は熊本から200人を越える卒業生たちが懐かしい母校を訪れた。

 第39期卒業生たちは今後、10人が朝鮮大学校、4人が専門学校に進学する。卒業式の後、卒業生たちの公演と祝賀宴が開かれた。(文−金潤順記者、写真−文光善記者)

同胞社会を守り発展させる道で再会を 東北朝高 第39回卒業式

[朝鮮新報 2009.3.6]