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朝鮮 W杯アジア地区最終予選進出決定

ヨルダンに2−0で勝利

 【平壌発=鄭茂憲記者】FIFA2010年W杯南アフリカ大会アジア地区3次予選の第5戦が14日、平壌の羊角島競技場で行われ、朝鮮がヨルダンに2−0で勝利した(写真、朝鮮中央通信=朝鮮通信)。これで朝鮮はグループCで3勝2分の勝ち点11となり、2位以上を確保した。22日の3次予選最終戦の結果に関係なく南朝鮮とともにアジア地区最終予選進出を決めた。

 朝鮮は前半43分、鄭大世選手(FW、Jリーグ・川崎フロンターレ)の右サイドからのセンタリングをホン・ヨンジョ選手が頭で合わせ先制。ホン選手は後半26分にも勝利を決定づけるゴールを決めた。また、安英学選手(MF、Kリーグ・水原三星ブルーウィングス)は幾度も相手の攻撃を食い止め、チームの勝利に貢献した。

 朝鮮チームのキム・ジョンフン監督は試合後の記者会見で、「ヨルダンの攻撃的な試合運びの隙を狙って得点できた」と試合を振り返った。安英学選手は「引き分け以上で最終予選進出が決まる試合だったが、必ず勝って予選を突破しようという気持ちで走った」と話した。また今回の試合で2ゴールを決めたホン・ヨンジョ選手も、「最終予選でも力を尽くして必ずワールドカップに出場する」と決意を語った。

 朝鮮チームは22日、ソウルのワールドカップスタジアムで南朝鮮との3次予選最終戦に臨む。

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[朝鮮新報 2008.6.18]