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リマ国際法廷、米の朝鮮戦争犯罪裁く

南の市民たちも米軍の撤退を強く求めている [写真=聯合ニュース]

 米国の朝鮮戦争犯罪に関するリマ国際法廷が10月16日、ペルーで行われた。朝鮮の平和と統一のための国際会議に参加しているアジア、欧州、ラテンアメリカの約20の国と国際機構、地域機構代表が参加した。また、世界人民との連帯朝鮮委員会代表団が参加した。

 まず、リマ国際法廷運営のための国際共同裁判部と国際共同検事団、そして陪審員団が構成され、裁判長に選出された朝鮮統一支持ニカラグア民主法律家協会のアルバロ・ラミレス・ゴンザレス委員長が法廷運営の手順について発言した。

 裁判長は、米国が先の朝鮮戦争当時に働いた犯罪行為を中心に戦後朝鮮人民に及ぼしたすべての犯罪行為を調査、審理し、その犯罪性を確認したのに基づいて米国政府に当該の法判決を下すことを目的に招集された今回の国際法廷では検事側の起訴があり、起訴された資料の真偽とその犯罪性に関する裁判審理が行われると述べた。

 法廷では、検事団を代表して首席検事である朝鮮統一支持コスタリカ委員会委員長が朝鮮戦争中、米国が働いた犯罪行為に関する起訴状を提出し、証言資料をビデオ放映した。

 続いて、米国全国法律家組合のメンバーであるエリック・シロトキン氏らが発言した。

 彼らは、米国は朝鮮戦争挑発の責任だけでなく、戦争期間に働いた米軍の犯罪行為について全責任を負って朝鮮に謝罪し、朝鮮で新たな戦争を起こそうとする冒険的な戦争挑発策動を直ちに中止すべきであると主張した。

 また、米国が戦争犯罪のすべての責任を国家の名義で誠実に謝罪し、十分に補償してこそ、両国間の関係も信頼に基づく正常関係になり得ると指摘した。

 そして、朝鮮人民が歴史的な6.15北南共同宣言を通じて民族共助で力を合わせて自主的に国の統一を成し遂げていくことを全世界に宣布した以上、米国が南朝鮮に侵略軍を引き続き駐屯させるいかなる名分もない、南朝鮮に対する米国の軍事的占領は即刻終息されるべきだと強調した。

 最後に裁判長が米国の朝鮮戦争犯罪に関するリマ国際法廷判決文を朗読した。(朝鮮通信)

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リマ国際法廷判決文

[朝鮮新報 2004.11.1]