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総聯京都府本部代表、知事を表敬訪問

 金禎文委員長をはじめとする総聯京都府本部代表が11日、4月に就任した山田啓二知事を表敬訪問した。

 金委員長は席上、知事就任を祝福しながら、朝鮮学校に対する教育助成金の増額、無年金状態に置かれている同胞高齢者・障害者に対する補助金の支給を要請した。これに対し知事は、本来は国が責任を果すべき問題だが、国が保障していない条件のもとで、(府の)財政も厳しいが引き続き努力したいと答えた。

 また金委員長は、来年に創立50周年を迎える京都中高の訪問と、11月に行われる平壌学生少年芸術団の京都公演の観覧を求めたほか、朝鮮の船舶の4割が年間を通じて舞鶴港に入港している事実を上げながら、朝鮮との交流を深めることについて言及した。知事は、舞鶴港は関西の「北の玄関」であり、積極的に交流を深めていく考えだと語った。【総聯京都府本部】

「トップレベルの都市に」

新義州特別行政区長官に楊氏任命

 新義州特別行政区長官を任命する最高人民会議常任委員会総会が24日、万寿台議事堂で開かれた。総会では、新義州特別行政区長官を任命する旨の政令を金永南常任委員長が発表。続いて、楊斌オランダ・欧州―アジア国際貿易会社総裁を新義州特別行政区長官に任命するとの常任委員会任命状が同氏に授与された。

 楊氏が宣誓を行い、同区の基本法を厳守し、すでに締結された合意書の内容を立派に履行し、強盛大国建設の要求に即して短期間内に特別行政区を世界トップレベルの近代的な都市に築くと強調した。(朝鮮通信)

新義州特別行政区の開発と管理・運営のための基本合意書、調印

 朝鮮対外経済協力推進委員会とオランダ・欧州―アジア国際貿易会社間で新義州特別行政区の開発と管理・運営のための基本合意書が23日、平壌で調印された。

 調印式には、金容述朝鮮対外経済協力推進委員会委員長、朴敬三平安北道人民委員会委員長らと楊総裁一行が参加。金委員長と楊総裁がサインした。(朝鮮通信)

金永南委員長、南の金国会副議長らと会見

 金永南最高人民会議常任委員会委員長は20日、万寿台議事堂で韓国放送公社(KBS)交響楽団の参観団として平壌訪問中の金台植国会副議長らと会見した。安京浩祖国平和統一委員会書記局長(最高人民会議代議員)、康永燮朝鮮キリスト教連盟委員長、李種革朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長らが同席した。

 また同日、金委員長は姜大永副社長を団長とするKBS交響楽団の指揮メンバー、主要俳優と会見した。康能洙文化相らが同席した。なお金副議長らは滞在中、白頭山などを参観した。同楽団は22日、平壌を出発した。=関連記事(朝鮮通信)

ロシアのプーチン大統領、朝・欧輸送通路創設に全力

 ロシアのプーチン大統領は14日、非武装地帯で朝鮮北南間の鉄道復旧事業が始まったことについて金正日総書記に親書を寄せ、両朝鮮国家をつなぐ命脈をふたたび連結するこの意義深くて象徴的な措置をきわめて満足に受け止めていると指摘した。

 また、再建された朝鮮縦断鉄道とシベリア横断鉄道に沿って、コンテナ輸送が可能な限り早く行われるようにし、朝鮮半島から欧州までの輸送通路が創設されるようにするためすべてを尽くす用意があると表明。朝鮮および韓国ともっとも積極的な相互協力がなされることを期待すると強調した。(朝鮮通信)

駐朝カタール新任大使が信任状

 金永南委員長に19日、ブアイニン駐朝カタール新任大使が信任状を提出した。弓錫雄外務次官が同席した。

 白南淳外相も同日、表敬訪問した同大使と会見した。

 また崔泰福最高人民会議議長は23日、万寿台議事堂で表敬訪問したシン駐朝インド新任大使と会見した。(朝鮮通信)

イタリア大統領、「関係発展に努力」

 イタリアのカルロ・アゼリョ・チャンピ大統領に13日、同国駐在の崔沢散朝鮮新任大使が信任状を提出した。

 大統領は席上、イタリア政府は朝鮮半島情勢に深い関心を寄せてきたし、朝鮮と外交関係を設定した西欧で最初の国になったと述べ、次のように指摘した。

 最近、良好に発展している朝鮮半島の周辺情勢、北南関係は両国間の関係発展に有利な環境をもたらしている。イタリア政府と人民は朝鮮との関係を発展させるため積極的に努力する。(朝鮮通信)

任南ダム共同調査北南実務接触

 第7回北南閣僚級会談の合意による、任南ダム共同調査のための北南実務接触が16〜18日、金剛山で開かれた。

 接触で双方は、共同調査が北南間の和解と協力をはかり北南間関係のさらなる発展において重要な意義を持つということで意見を共にした。

 双方はそれぞれの案を提起し、真しな討議を行い、上程された問題に付いては次回の接触で具体的に協議することにした。(朝鮮通信)

平壌国際インフラ展開幕

部門別、個別、投資環境相談会も

 平壌国際経済技術・インフラ展覧会が17日、開幕した。

 3大展示館で開かれた開幕式には李光根貿易相、李洙徳朝鮮国際展覧社社長ら関係者、国内とドイツ、イタリア、オーストリア、スイス、スウェーデン、フランス、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン、イギリス、シンガポール、欧州連合(EU)の各代表団、代表、ウンターブルガー・ミュンヘン国際展覧社社長、駐朝各国の外交代表、国際機構代表、大使館貿易参事、大使館員らが参加した。

 式では、李貿易相の祝賀演説に続いてウンターブルガー社長が開幕演説をし、今回の展覧会が経済企業体間の連携と協力を強化して相互理解を促すとともに信頼を厚くすることによって親善関係を強化し、経済協力と交流を拡大、発展させていく重要な契機になると指摘した。

 つづいて、ドイツ・バイエルン州のビースホイ経済交通・技術相から寄せられた祝賀メッセージをヘルトラムフ駐朝ドイツ大使が紹介した後、参加者たちは出品されたエネルギー、逓信、建材、鉄道、都市経営、保健など各部門の最新設備、技術資料を見学した。

 一方同日、朝鮮の投資環境に関する相談会が同会場で行われ、金容述朝鮮対外経済協力推進委員会委員長や同展覧会に参加している代表団などが参加した。相談会では、それぞれの関心事となる問題について意見が交わされた。相談会は19日まで、部門別、個別に分けて行われた。(朝鮮通信)

往来ニュース

 24日 タイ全国女性理事会代表団(団長=ニムソムブン委員長)が平壌に到着した。空港で盧賛実朝鮮民主女性同盟副委員長が出迎えた。
 23日 ロシア国立アカデミー内務省協奏団(エリセーエフ団長)が平壌に到着した。空港で関係者と駐朝ロシア大使が出迎えた。朝鮮創建54周年慶祝在中朝鮮人総連合会祝賀団(団長=楊永東議長)が平壌を出発した。
 21日 中国を訪問する朝鮮労働党代表団(団長=金煕沢第1副部長)が空路平壌を出発した。また、スリランカ自力更生研究会のドミンドワルダネ第1副委員長とバンダラ書記長、ハンガリー領事団親善代表団(団長=スハ名誉領事団団長)が平壌に到着した。
 20日 モロッコで行われる国際電気通信同盟全権代表者大会に出席する朝鮮逓信省代表団(団長=朴明徹次官)が平壌を出発した。
 17日 スイスで開かれる世界知的所有権機関(WIPO)総会に参加する朝鮮代表団(団長=金亨哲国家品質監督局局長)が平壌を出発した。(朝鮮通信)

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