釜山アジア大会
国家代表として出場の在日同胞選手
ボクシング
崔日領 @1983年9月6日生まれ、19歳A東京農業大学生B75キロ級C大阪朝高卒D2001年度インターハイ優勝、2002年度全日本アマチュアボクシング選手権大会近畿予選優勝 国家代表という栄誉を与えてくれた祖国に感謝したい。朝高の諸先輩らから朝高ボクシング部の誇りを抱いて試合に臨むよう多くの激励を受けた。そしてこの試合を2年後のアテネオリンピックにつなげられる飛躍台にしたい。民族教育を受けた自負心をもって満足の行く試合を披露したい。 重量挙げ 朴徳貴 @1982年11月25日生まれ、19歳A早稲田大学生B−105キロ級C北海道朝高卒D97年度全国中学校重量挙げ競技選手権大会優勝(83キロ級で大会新)、98、99年度全国高校重量挙げ競技選抜大会優勝、99、2000年度インターハイ優勝(00年度105キロ級3部門で大会新) 強豪メンバーが集まる大会に参加できるだけに、喜びもひとしおだ。これまでも思ってきたことだが、試合に出場するのは自分1人ではあるが、その過程には多くの人の隠れた努力がある。前大会に出場した金太壌先輩の指導を受けながらコンディションを整えているが、状態はとても良い。関係者と同胞、代表団の名誉をかけて試合に臨みたい。 空手道 金英進 @1975年5月21日生まれ、27歳A在日本朝鮮人空手道協会所属(初段)B−60キロ級C京都朝高、朝大卒 在日同胞らの活躍する舞台が少ないなか、今回得られた大会出場権は努力すればいろいろな可能性が生まれてくることを示している。朝鮮学校で学ぶ子どもたちにそのことを伝えたい。1つでも多くの白星をおさめることで同胞らに力と勇気を与えたい。 国家代表に選ばれ、驚きと喜びを禁じ得ないでいる。勝敗の世界だけにどのような結果になるかは分からないが、たとえ骨が折れることがあっても、最後まで健闘したいという意気込みだ。全力を尽くすので、応援もよろしく願いたい。 呉晟宙 @1973年12月25日生まれ、28歳A在日本朝鮮人空手道協会所属(3段)B−70キロ級C九州朝高、朝大卒 国家代表という栄誉、喜びを得られるようになるまでに、あらゆる努力を尽くしてきてくれた諸先輩方に謝意を表したい。精神力を高め、攻撃する勇気をさらに培い、試合はメダルを目標に臨みたい。好成績をおさめ、同胞生徒らが今後大きな目標をもって練習に励めるようにしたい。 崔英重 @1973年5月19日生まれ、29歳A在日本朝鮮人空手道協会所属(3段)B−75キロ級C山口朝高、朝大卒 国家代表として堂々とたたかい、良い結果を出し、朝鮮民族の気質をアピールしたい。そして空手道を学ぶ子どもたちに民族の誇りと自負心を持って何事にもチャレンジできるようにしたい。そのためにも現在、後に退くのではなく、前進して攻撃に出る力強い精神力をもって試合に臨めるよう、練習を重ねている。同胞らの期待に応えたい。 ゙英鎬 @1975年10月7日生まれ、26歳A在日本朝鮮人空手道協会所属(3段)B+75キロ級C東京朝高、朝大卒 栄誉であるとともに重い責任を感じている。出場できたことで満足するにとどまらず、活躍しなければならない。試合で求められるのは技術以上に精神力と信念だ。それが伴ってこそ勝利を手中にできる。強い意思で試合に臨み、良き伝統を作り上げたい。 |