関東大震災から79年
各地で虐殺された朝鮮人追悼
総聯、民団、行政合同で 埼玉の3地域で同胞慰霊祭
関東大震災同胞慰霊祭が1日、総聯北部支部管下の熊谷、本庄、上里町で行われた。日本の行政、民団支団と合同で慰霊祭を行った。 行事にはそれぞれ、茂木稔・本庄市長、斎藤紀美雄・埼玉県本庄警察署長、花形宏一・上里町議会議長、富岡清・熊谷市長、小林一夫・前熊谷市長ら多くの日本人士、安正一・総聯埼玉県本部委員長ら総聯、民団の同胞ら計300人が参加した。 北部支部の李明光委員長があいさつし、「正しい過去認識が新たな日朝関係を構築する基礎となる」としながら、「新時代の要求に沿って相互尊重の原則で、総聯でも市民との真の関係を樹立するのに努めるとともに、行政の活動に期待したい」などと述べた。 また、李三鉉・北部支部副委員長(非専従)が、「新たな朝・日関係のためにも在日同胞が当然享有すべき諸般の権利を勝ち取るうえで、日本の人々の支援に感謝する」と語った。【総聯埼玉北部支部】 |