行方不明者の消息確認、不正常な関係下で発生、遺憾

今後、発生を防止と外務省代弁人


 朝鮮外務省代弁人は次のような談話を発表した。

 朝鮮赤十字会では、日本赤十字社が依頼していた名簿にある日本人行方不明者の消息が確認できたことを日本側に通知した。

 われわれはこれに対して慎重に対している。

 過去、朝・日間の不正常な関係の中でこのような問題が発生したことは遺憾である。

 われわれは今後、こうした問題が発生することを防止するだろう。

 われわれは今回確認された生存者の家族、親せき、そして必要ならば日本政府関係者が面会できるよう便宜を保障し、本人たちが希望する場合、日本への帰国、または故郷訪問が実現できるよう必要な措置を取る用意がある。

 「よど」号問題と関連して共和国政府は、その関係者らが帰国の意思を明らかにしたことに留意する。

 われわれは、彼らが自ら望んでいる帰国の意思を尊重し、この問題が可能な限り人道主義的な見地から解決されるとの期待を表明する。(朝鮮通信)

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