ニュースPICK−UP


在日朝鮮学生中央体育大会

 共和国創建54周年記念在日朝鮮学生中央体育大会が、4〜6日の3日間にかけて東京・駒沢陸上競技場を初めとする都内の7カ所で行われた。中・高級あわせて今年も52校から参加した3000余人の生徒たちは、高級部が男女17種目、中級部が男女10種目に出場。それぞれ団体、個人戦で日頃の成果を競った。なお高級部サッカーは8月20〜21日に愛知県で、同ラグビーは同月30〜31日に長野県でそれぞれ競技が行われた。

総合優勝は高級部が大阪朝高、中級部東大阪朝中。

 【各競技の優勝校】

 ○高級部:総合 大阪/陸上 男子…大阪、女子…大阪/サッカー 大阪/バレーボール 男子…大阪、女子…大阪/バスケットボール 男子…東京、女子…北海道/卓球 男子…大阪、女子…東京/野球 大阪/ラグビー 大阪/テニス 東京/柔道 京都/ボクシング 大阪/空手 男子…神戸、女子…大阪/
 ○中級部:総合 東大阪/陸上 男子…東大阪、女子…東大阪/サッカー 愛知/バレーボール 男子…東大阪、女子…東大阪/バスケットボール 男子…東京、女子…東京第1/卓球 男子…東大阪、女子…東大阪/柔道 東大阪

千葉商工会館竣工

 千葉県千葉商工会の新会館「コリアンビジネスセンター」の竣工式が10日、千葉市中央区栄町の新会館で行われ、梁守政副議長兼商工連会長、総聯千葉県本部の宋岩佑本部委員長と地域の同胞らが参加した。

 竣工式では金禹顯千葉商工会会長があいさつをし、商工会結成40周年を迎える時期に新会館の竣工式を迎える意義は大きいと述べながら、新会館を地域同胞の集いの場にしていこうと訴えた。続いて韓誠求・新会館建設委員会会長が報告を行った。

 竣工式では来ひんあいさつと祝電の紹介に続き、建設に携わった関係者への感謝状と記念品の贈呈が行われた他、参加者らは会食しながら竣工を祝った。新会館の延べ建坪は160坪(建坪70坪)で、地上3階建て。

朝鮮創建54周年に際しロ中両国の指導者、金正日総書記に祝電

 朝鮮民主主義人民共和国創建54周年に際して、金正日総書記(朝鮮国防委員会委員長)にロシアのプーチン大統領が祝電を寄せた。

 祝電は、「私は、先のあなたのロシア極東訪問とわれわれの間に行われた成功裏の各会談が友好善隣協力条約の精神に即して両国間の伝統的な友好関係をさらに強化し、建設的な相互協力を深め拡大させるのに寄与するものと確信する」と指摘した。

 また、金正日総書記と金永南・最高人民会議常任委員会委員長、洪成南総理に8日、中国の江沢民国家主席(中国共産党中央委員会総書記、中央軍事委員会主席)、李鵬・全国人民代表大会常務委員会委員長、朱鎔基・国務総理が祝電を寄せ次のように強調した。

 ここ数年間、双方の共同の努力により中朝友好は絶え間なく強化発展した。

 新たな情勢のもとで、伝統的な友好・協力関係を各分野においてさらに強化するのは、中国の党と政府の確固たる方針である。

 中国側は、朝鮮側とともに伝統を継承し、未来を見とおしながら善隣・友好を維持し、協力を強化する精神にのっとって偉大な中朝友好を代を継いで発展させていくだろう。

朝鮮創建54周年を祝し中央報告大会

 朝鮮創建54周年慶祝中央報告大会が8日、4.25文化会館で行われた。党・国家、軍の指導幹部、友党委員長らが出席、駐朝各国外交代表と外国の賓客が招かれた大会では洪成南総理が慶祝報告を行った。また、在日本朝鮮人祝賀団団長の朴在魯・総聯中央副議長が演説した。

 また9日、朝鮮創建54周年に際して党と国家、軍の指導幹部、各階層の市民たちや在日本朝鮮人祝賀団など海外同胞代表団、駐朝外交・武官団などが錦繍山記念宮殿を訪れ金日成主席に敬意を表した。同日、平壌・万寿台丘や各地の主席の銅像、大城山革命烈士陵、愛国烈士陵に花かご、花輪などが進呈された。このほか、多様な慶祝行事が平壌市などで行われた。(朝鮮通信)

南アフリカ大統領、楊亨燮副委員長と会見

 持続可能な開発に関する世界首脳会議(環境・開発サミット)議長の南アフリカのムベキ大統領は2日、同サミットに参加している楊亨燮・朝鮮代表団長(最高人民会議常任委員会副委員長)と会見した。

 席上、ムベキ大統領は朝鮮が今回のサミットに高位級代表団を派遣したのは両国間の関係を発展させ、会議の成果達成に多いに寄与するだろうと述べた。

 そして、南アフリカのアフリカ民族会議は久しい前から朝鮮労働党と政府と立派な関係を結び、互いに支持し協力してきたと指摘。今後も朝鮮との関係発展のために努力すると強調した。(朝鮮通信)

離散家族面会所を設置

第4回北南赤十字会談

 第4回北南赤十字会談が6〜8日、金剛山で行われた。会談には北(団長=張在彦・朝鮮赤十字会中央委員会委員長)、南(団長=徐英勲・大韓赤十字社総裁)両代表団が参加。離散家族・親せき問題を幅広く解決するための諸問題を討議し8日、次のような合意書を発表した。

 1、面会所の設置

 @双方は離散家族・親せきの面会所を設置、運営する。

 A双方はまず、離散家族・親せきの面会所を金剛山地域に設置し、今後、新義州―ソウル間の鉄道、道路が連結されれば、追加として西部地域に面会所を設置する問題を協議する。

 B金剛山地域に設置する面会所は北と南が共同で建設し、資材と装備は南が、工事労力は北側が提供する。

 C金剛山地域面会所の建設着工日は地質調査、設計など先行工程を速やかに進め、必要な資材を優先的に保障する基礎の上で定める。着工式は北と南が共同で行う。

 D金剛山地域面会所の完工後は面会を定例化する。

 2、生死住所確認および書信交換問題

 双方は、離散家族・親せきの生死確認および書信交換活動を引き続き推進し、規模、時期など具体的方案は今後、協議する。

 3、戦争中の行方不明者に対する生死確認問題

 双方は、赤十字人道事業の一環として、先の戦争中の行方不明者に対する生死確認問題を協議、解決する。

 4、双方は、面会所の設置、運営など本会談の合意事項を早いうちに履行していく問題を協議するための実務接触を10月中旬に金剛山で開催する。

 5、第5回離散家族・親せきの再会問題

 @双方は、第5回離散家族・親せき再会を双方でそれぞれ100人ずつにして、9月13日から18日の間に金剛山で行う。

 Aこれにともなう実務的な手順の問題は、第4回離散家族・親せき再会時の前例に従う。

 6、本合意書は双方が署名し、交換する日から効力を発生する。(朝鮮通信)

日本語版TOPページ