同胞の店
焼肉・昇家(Shoya)
(名古屋市・矢場町)
こだわりの飛騨牛を炭火で/グルメぴあ2年連続1位
名古屋市内で行列のできる焼肉屋があると聞き訪ねた。焼肉「昇家(Shoya)」(矢場町店)。市内最大級の繁華街、栄から少し離れたところにぽつんと位置しているが、平日の午後8時に行ってみるとすでに行列ができていた。120余人収容可能の店内は満席だ。1階はガラス張りで、スタイリッシュなカップルシート越しにオープンキッチンが見える。店内は木目を生かしたバーさながらの雰囲気。2階はホッと和める掘ごたつで、3階では大宴会も可能だ。
「焼肉を食べるなら『昇家』」と、並んでいるカップルやOLたちに店の評判について聞いて見ると、「肉はおいしく、手ごろな値段」「接客も満足」と言う。 オーナーは李昇在さん(35)。98年5月にオープンした泉店だけでは対応することができず、昨年4月に矢場町店の出店に踏み切ったという。 実は同店、カップルシートが功を奏してか、グルメぴあランキング(名古屋編)では2年連続で1位に輝いている。 人気の秘訣は肉へのこだわり。岐阜県の特産、飛騨牛の指定店に登録されている。美味しい肉を提供しようと、試行錯誤と情熱、そして努力で指定店にまでたどり着き、常に飛騨牛を提供できるようになった。 カルビ、ロースはなんと880円。火の通りがいい上質の備長炭と七輪で、余分な脂が落ち、香ばしい焼き上がりが絶妙だ。 予算は1人4500円前後。3000円、4000円、6000円のコースもあり、これがお徳。3000円のコースは塩タン、塩ミノ、地鶏のみそ焼き、和牛カルビ、ライス、テールスープ。(基) おすすめメニュー 名物塩ホルモン(650円)、塩なんこつ(550円)、塩地鶏(650円)、塩タン(850円)、石焼ピビンパ(950円)、名物昇家プリン(500円) 営業時間 月〜土曜は17時〜24時、日・祝日は23時まで。無休。名古屋市中区大須4―2―31、TEL 052・243・0133 |