「これからも続けて」名古屋初級第3回トブロ祭り
学校が地域同胞社会の拠点
「名古屋朝鮮初級学校第3回トブロ―ともに祭り」が8月10日、名古屋市中区の久屋広場で開かれ、約700人の同胞学父母たちらが集まった。トブロとは朝鮮語で「共に」を意味する。
3年前に同校が開校されたのを期に、学校が地域同胞社会の拠点としての役割を果たすべく、毎年8月に行うこととし、今年で3回目。 当日は天候にも恵まれ、夕方の5時には多数の児童園児たちを含め、学区内の同胞学父母たちが広場を埋め尽くした。開会セレモニーでは、主催者を代表して李章哲校長があいさつ。来賓を代表して、近藤たかあき・名古屋市議があいさつした。 この日、幼稚園児・初級部生徒らが出演しての合唱、舞踊などの公演が披露された。また、愛知朝鮮中高級学校高級部舞踊部、名港地域オモニたちのチャンゴクラブメンバーが賛助出演し、舞踊やサムルノリを披露。最後には、東海朝鮮歌舞団の音楽舞踊総合公演が行われ、場を盛り上げた。 また、オモニ会が準備した売店ではチジミ、ピビンバ、かき氷などが飛ぶように売れた。たこ焼き売り場には行列ができるほどの盛況ぶりだった。朝青の各支部が準備した輪投げ、ボールすくいなどのゲームコーナーは、子どもたちに大人気だった。 特等の10万円旅行券、1等のDVDプレーヤーなど豪華賞品が当たる抽選会では、当選者が発表される度に場内から歓声が上がり、盛り上がりも最高潮に達した。 参加者らは、「学校を中心に多くの同胞たちが集まるのは非常にいいこと」「年中行事になった感じ。これからもずっと続けてほしい」などと感想を述べていた。【名古屋初級】 |