留学同 民族学べるかけがえのない場

民族サラン!留学同フェスティバル参加支部委員長に聞く今後の抱負


 「民族サラン! 留学同フェスティバル」に参加した留学同メンバーたち。晴れやかな舞台の裏には各支部で動員に励むなど、「隠れた努力」がある。参加した28支部委員長に、今後の抱負について聞いた。(敬称略)

東京

 明治大支部 夫誠哲(明治大2年生) 11月にある第46回学科別研究討論会で、「(焼肉店からみる)在日産業の変遷」というテーマの論文を支部合同製作で発表する予定だ。

 渋・世支部 高星愛(聖心女子大3年生) 学習会で創氏改名について学習したところ、3人が本名宣言するなど目に見える成果があった。これからも力を入れていきたい。

 埼玉大支部 李全美(独協大3年生) 日本の学校で育った私にとって留学同は「朝鮮人でよかった」と心から思えるようにしてくれたかけがえのないもの。これからも学習会を中心に活動を続けたい。

 川越支部 金永宝(東京電機大4年生) 動員の難しさを実感。11月の学科別討論会にはより多くの同胞学生を動員し、朝大生との交流、民族のきずなを互いに深めたい。

西東京

 武蔵野支部 田樹元(拓殖大3年生) より多くの同胞学生に民族性を与えるために活動していきたい。

 和光支部 崔舜普i東京電機通信大3年生) 1人でも多くの同胞学生に、朝鮮人であることを考えるきっかけを与えたい。

東海

 東山支部 姜裕薫(愛知学院大4年生) 日本学校出身の子をもっと増やし、民族とのかかわりを与えたい。本部での活動が多いため、支部独自でできることを考えていきたい。

 岐阜合同支部 尹豊(岐阜経済大4年生) 留学同が与えてくれた交流の機会を生かし、1、2、3年生が主体的に参加し、自由に意見を出せる場にしてあげたい。

 瀬戸・春日井支部 金泰嵩(中部大3年生) 仲間がいるという強い気持ちと誇りを感じられる場。そんな留学同の素晴らしさ伝えていきたい。

京都

 同志社大支部 許武泰(同志社大3年生) 無年金、ウトロ問題などをテーマにした学習会を行っているが、今後はディベートも行いたい。

 立命館大支部 金聖倫(立命館大2年生) 大学のセミナーハウスを借りて行っている合宿をこれからも続けたい。楽しくて深い、魅力的な支部作りに励みたい。

 京大支部 張優香(京大3年生) 自分の学問と現実問題が直結できる勉強会を行っていきたい。

 龍谷大支部 呉聖姫(京都女子大3年生) 小さい支部だが、1人でも2人でも部員を増やしていける環境を作りたい。

 京都外大支部 徐康輔(花園大3年生) 外にアピールする大事さを学んだ。喧嘩できる人間関係を作りたい。

 滋賀支部 李相範(立命館大3年生) きずなを深め、集まる場を大切にしていきたい。

大阪

 京阪急支部 鄭剛志(大阪電機通信大3年生) 自らの経験を生かし、新1年生に名前、歴史の重要性を伝えたい。

 大阪市立大支部 「蓉花(大阪市立大3年生) 留学同で活動する意味を再認識した。民族を知らない子とともにがんばっていきたい。

 大阪芸大支部 黄義孝(大阪芸大3年生) 留学生との交流を柱に、コリアンとしての生き方を模索していきたい。

 阪大支部 柳星伊(大阪大2年生) 民族性の大切さを学んだ。自分のなかの朝鮮人の部分をこれからも守っていきたい。

 関西外大支部 金美香(関西外大短期大2年生) 女子が多い支部なので、これからは男子も気軽に参加できるような支部作りに務めたい。

 近大支部 呉淑明(近畿大3年生) 日本学校のなかで薄れてしまいがちな民族の重要性を確認する場を守っていきたい。

 阪奈支部 権鉉基(大阪スクールオブミュージック専門学校2年) 「1番大切な仲間」に出会える場を大切にしたい。

 関西大学支部 李英実(関西大学2年生) 目標は、楽しく、思いやりのある支部。学園祭でサムルノリを披露する予定だ。

兵庫

 関西学院大支部 河忠孝(神戸大4年生) フェスティバルで盛り上がった雰囲気をたやさぬよう、新しいことに取り組んでいきたい。

 神戸学院大支部 崔舜記(神戸学院大3年生) それぞれ自分が持っているものを生かせる場にしていきたい。

 神大支部 金美香(神戸松蔭女子学院大3年生) これまで体系的な支部活動がなかなかできなかったが、フェスティバルをきっかけに連絡体系を作り直したい。

中四国

 中四国・四国支部 文愛美(香川県立医療短大3年生) 四国4県での活動を目指し、人数を増やしていきたい。

九州

 北九州支部 全淳一(産業医科大3年生) 地理的、歴史的にも朝鮮半島に1番近い九州で、全国的な大会を開きたい。

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