ジャコウネズミの人工飼育法開発


 朝鮮科学院動物学研究所ではこのほど、野生のジャコウネズミの人工飼育に成功した。

 現在、世界的にジャコウに対する需要が高まっているうえ、野生のジャコウ動物の捕獲が厳しく禁止されているので、これらの動物を人工的に飼育することはきわめて重要である。

 今回、ジャコウネズミの人工飼育法が研究、完成したことでジャコウに対する高まる需要を多少なりとも保障することになったと研究者たちは述べている。

 研究所では、ジャコウネズミの人工飼育で重要な問題の1つであるパラチフス、出血性敗血症などの伝染病を予防するワクチンを開発した。

 研究所では、生きているジャコウネズミからジャコウを採取する方法を研究、完成し、サヒャンソ注射液も開発、導入した。

 脳血栓、知覚障害、リューマチ性関節炎などに特効のあるこの注射液は、病気治癒に一役買っている。 (朝鮮通信)

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