仲間になりませんか・各地の同胞サークル

歌とトークで同胞たちに力を

男性重唱サークル・朝青滋賀歌話団


 98年11月に創部された男声重唱サークルです。当時、滋賀県では文化・情緒生活を送る場が少なく、同胞の心もどこか渇いていました。そこで、朝青世代が歌を通じて同胞たちに力を与えようと思ったのが部を立ち上げたきっかけです。

 歌話団の活動目的は、▼朝鮮の歌、チャンダンを通し異国の地でも民族の魂を忘れないようにする▼歌を通し同胞青年が集える場所を提供する▼滋賀県ひいては日本各地の同胞に朝鮮人としての夢と希望を与える▼日本の皆さんと仲良く文化交流する▼そして、集まって酒を飲む――です。

 京都朝鮮歌舞団や京都第3初級学校などから講師を招き、毎週木曜日に滋賀朝鮮初中級学校に集まり、本格的な練習をしています。

 99年に行われた近畿在日朝鮮人芸術競演大会では見事優勝し、最優秀作品賞も受賞しました。それを機に、さまざまなイベントに参加しては日頃の練習成果を披露しています。

 先月2日に滋賀初中で行われた「ハンケ モイジャ フェスタ2002」にも出演し、同胞たちに好評でした。

 サークルの特徴は、名称が示すように歌だけではなくトークも行うことです。そのため、同胞の結婚式にもよく呼ばれ、会場を大いに盛り上げています。

 メンバーは現在10人。彦根から1時間30分かけて来るメンバーもいますが、リーダーの朴泰進さん(28)のもと、活気に満ちた練習をしています。

 新メンバーも随時募集中で、朝鮮の歌や民族楽器を楽しみたいという人は連絡してください。

 問い合わせ=朝青滋賀県本部 TEL 077・526・0088

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