国際機関との協力拡大

朝鮮国際機構協力総局


 国連などの国際機関との協力対象を選定し、調整する政府の執行機関、朝鮮国際機構協力総局。1979年5月に設立された総局は国連開発計画(UNDP)、国連工業開発機関(UNIDO)、国連食糧農業機関(FAO)、国連教育科学文化機関(ユネスコ)など国連傘下の機関、非政府組織と協力関係を結んでいる。

 UNDPとの基礎協定が締結(79年11月8日)されてからこの20余年間、総局は100余の計画を成功裏に履行した。

 各分野に対する計画資金の割り当て(79〜2000年)は、工業23.12%、農業(水産・浅海養殖含む)19.45%、輸送(港、鉄道、民間航空)13.6%、教育および教員養成13.56%、エネルギー11.98%、環境9.37%、科学技術4.93%、その他3.99%となっている。

 最近はヨーロッパと北米、オセアニア諸国との関係を深めている。今後の方針について金明哲総局長は、国連傘下の機関と非政府組織、金融機関、経済協力開発機構加盟国との双務・多角協力を拡大させていくという。(朝鮮通信)

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