「キッ―DNA」に反響続々


 本紙既報のように、6日行われたプルナ2000東京公演「キッ―DNA」は、大きな人気を博した。同劇団のホームページには公演直後から100人以上の感想が寄せられた。いずれもウリマルを通じて民族性を堅持し、統一ウリマルを創造していこうとする公演内容に強い共感を示すものだ。反響の一部を紹介する。

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熱演する若者たち

 「一つ(ハナ)のウリマルと言うのにとても感動した。私も今まで在日として生きてきたけど、やっぱり本国でウリマルが通じなかった時はとても悔しかった。今日の公演を見て、ウリマルは一つであることを確認したし、また、そうしていかなくてはダメだと思った」(女性 21 朝鮮大学生)

 「日本学校出身の人たちがあまりにもウリマルがうまかった。同じ日校出身として刺激を受けた。統一祖国で堂々と活躍できる在日同胞社会を築いていくためにお互いに努力しよう」(男性 27)

 「あっという間に演劇の中に引き込まれ、一緒に驚き、泣き、笑った。民族教育の現場でも統一を展望した在日同胞の言葉になれば本当にいい。北と南、両方の友人らと心置きなく自由に胸を張って話ができるウリマル。どれほどすばらしいことだろう」(女性 41 朝鮮学校教員)

 「不思議な気持ちになった。鳥肌が立った。民族教育を13年間受けてきたが、今日のような思いは初めて。ウリマルを学ぶ運動は日頃から行ってきたが、どれほどパターン化されたものだったのか、恥ずかしい思いでいっぱいだ」(女性 19 朝鮮大学生)

 「3、4、5世…になっても私たちは朝鮮人。民族の呼吸、チャンダンのあるウリマルを守り続け、統一ウリマルを創造しようという熱い心が伝わり、目頭が熱くなった。6年間教員として働いてきたが、学生たちに民族の心をどのように教えるのかいつも悩んでいる。きょう演劇を観て大きな力をもらった」(女性 27 朝鮮学校教員)

 「民族教育の教壇に立って、何よりも大切な母国語を教える一人として恥ずかしく思い、民樹さんの一言一言が胸を突く思いだった。と同時になぜか希望がわき、第一歩を踏み出した気がする」(男性 28 朝鮮学校教員)

 「ウリマルを聞いて涙が出た舞台は生まれてはじめて」(無記名)

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