0歳児〜9歳対象 ファミリーコンサート
女性同盟東成、城東、中大阪初中オモニ会
「新しい時代に生きる子どもたちが民族とふれあう場に集まり、みんなで手をつなぎあう大切さを子どもと親がいっしょになって感じてほしい」(女性同盟東成支部の金春実非専従宣伝部長=43)との趣旨で開催されたもの。 主催者側では、この日のために中大阪初中の教員とともに対象の子どもを持つ家庭を訪ねてイベントをアピール。そのかいあって、あいにくの雨にもかかわらず90余人の子どもを含む180余人が参加した。うち23家庭が、同校初級部および附属幼稚班の学父母以外からの参加。 ファミリーコンサートではまず、オモニ会幼稚班責任者の呉民淑さんらオモニたち手作りのとらとうさぎのメダルがプレゼントされ、子どもたちは大喜び。 その後、大阪朝鮮歌舞団の協力で、さるの「スンイ」、うさぎの「カンチュン」、とらの「ホラン」による歌や踊りのぬいぐるみショー、子どもたちを交えての体操、ピエロ風船遊びが行われたほか、後日パネルにして各家庭に届けられるファミリー写真撮影会なども催された。子どもたちは「楽しい」と大はしゃぎの様子だった。 なお、同附属幼稚班では13日、1日体験保育を実施し、体操や人形劇などを行う。 関係者らはこの日のイベントを通じて、女性同盟結成55周年、同校創立55周年を迎える今年、女性同盟の代を受け継いでいく若い世代のオモニたちの結束を強め、学齢前の子どもを持つ家庭との交流を深めることができたと大きな手応えを感じている。 |