留学同フェスティバル第2弾

今回は「アリラン」テーマに創作劇と文化公演


 昨年12月に東京・日比谷公会堂で行われ、好評を博した「民族サラン! 留学同フェスティバル」(主催=同実行委)が帰ってきた。しかも、演目などすべてがまったく新しく構成されている。

 8月3、4の2日間にわたって行われる。メインは初日の3日夜に大阪市の森ノ宮ピロティーホールで開かれる創作劇と文化公演で、タイトルは「我らはアリラン学生」。

 ――ある日、芸応大学・朝鮮文化研究会の部室で古びた小さな缶詰が見つかる。そこには未来に対する熱い思いを寄せる先輩たちのメッセージが書き記されていた。缶詰の中にあった1冊の本と「アリラン」と書かれたカセットテープ。それらが現代の私たちに伝えようとしているものは――

 そんなストーリーで展開される創作劇のほかに、合唱、サムルノリ、朝鮮舞踊などが披露される。出演者はすべて学生だ。

 2日目の4日には、留学同の各支部対抗の大運動会が行われる。夕方からは大焼肉パーティーあり、歌舞団公演あり、その他お楽しみ企画ありの「民族サラン! 納涼マダン」。全国から集まった学生同士の交流を深める絶好の機会だ。

 一連のイベントは、毎年行われているサマーセミナー「マダン」を、時代のニーズに合わせて発展させたものだ。

 ●300人が出演する創作劇と文化公演「我らはアリラン学生」

 8月3日(土)午後5時開場、午後6時開演。会場=森ノ宮ピロティーホール。チケット=前売学生1000円、一般1500円。当日共通2000円。中学生以下無料。

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 いずれも問い合わせ=留学同中央(TEL 03・3818・6138、FAX 03・3818・5202、URLhttp://wing.zero.ad.jp/~zbf10400)まで。

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