李昇昊のツボ教室(3)

疲れ目に効くツボ


 疲れ目で目薬をさす人は少なくありません。病気という病気ではありませんが、この情報化社会でコンピューターやワープロの普及により、目に疲れを感じる人は少なからずいます。ひどくなると頭痛がしたり、目を閉じてもチカチカしたり、耳鳴りがする人もいます。ツボ療法が有効です。

 「代表ツボ」

疲れ目の特効ツボ
足の親指の裏で、第1関節の中央

内庭
足の甲側で、人差し指と中指のつけ根

内庭
手の甲側で、親指と人差し指を合わせてできるふくらみの中央

 ▽疲れ目の特効ツボ

 1、爪楊枝を5本束ねて、頭のほうでやや強めに、3秒押して1秒休む間隔で、3分間押さえる。
 2、次に、そのツボに米粒やエレキバンなどを貼っておく。時々、指先で強めに押さえて刺激を与える。

 「その他のツボ」

 ▽内庭(ないてい)

 5本束ねた爪楊枝の頭の方で、内庭を5秒押して2秒休む間隔で、3分間押さえて刺激する。

 ▽内庭(ごうこく)

 1、5本束ねた爪楊枝の頭のほうで、合谷を5秒押して2秒休む間隔で、3分間押さえて刺激する。
 2、そこへ簡単灸(せんねん灸)を3つすえる。

 「ポイント」

 ・簡単な疲れ目は、治療中に楽になってきます。すぐに効果が出なくても、翌日には効果が出てきます。

 「補助療法」

 ・治療後に目を閉じて、親指を除く4本の指先で、目の周囲をトントンとたたき、10分ほどマッサージして下さい。目の周りがポカポカしてきて気持ちよく、目を開けると明るく感じます。(うえの針灸整骨院院長、TEL 03・3832・6899)

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