ウリ民族の演劇「キッ―DNA」

東京・練馬のIMAホールで


 ウリ民族演劇協会が主催する演劇[キッ―DNA]が7月6日(土)、東京・練馬区光が丘のIMAホールで上演される。

 公演にはウリマルの流暢さや美しさを感じ、守っていこうとするメッセージを込める。作・演出を手掛けた金智石さんは「7000万朝鮮民族に通用する朝鮮語を使って演劇を練り上げることは、在日同胞社会への最大の貢献であると思う」と今回の舞台にかける意欲を語った。

 今回の演劇のストーリーは──。あるFM局の企画番組で日本で開催された国際青年会議に参加した平壌とソウルの青年の対談が予定されていたのだがテロ事件以降の情勢の悪化でキャンセルになる。そこでプロデューサーは一大決心を下す。

 在日同胞俳優たちを平壌とソウルの青年に見立てるという大博打だった。言葉の限界もあり、ゲストになりきろうと悪戦苦闘するスタッフたち…。さて、結末はいかに…。(紀)

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